瀧野川女子学園中学校
【創造性教育】中2「大道芸ロボットを創ろう」
ごきげんよう。
瀧野川女子学園独自設置科目「創造性教育」では、様々なプロジェクト型学習を通じて、新しい物事を創り出し、多くの人と共に事業を立ち上げ、世の中に送り出していけるよう、新しい価値を生み出す「創造性」と、それを社会へ還元していく「起業家精神」を育成します。
今回ご紹介するのは、中2「大道芸ロボットを創ろう」です。
本学園では学校独自に中学1年から「情報」の必修授業を行い、プログラミングについて学びます。そしてその「情報」と連携し、中2の創造性教育ではプログラミングを用いて、皆を楽しませる大道芸ロボットをつくります。
まずは、どんな機能を持ち、どんな見た目にするのか、みんなでアイディアを出しながらイメージを固めていきます。テクノロジーを応用して実現できる「こんなものがあったらいいな」の思いを形にしていく過程を実践的に学んでいきます。
また、プログラミングやロボットの制作には、東京工業大学の学生が一緒に作業しながらアドバイスをしてくれます。
昨年度は甲羅の着せ替えもできるウミガメをイメージしたロボットで、あかつき祭の時には来場者に甲羅のデザインを募集していました。
そして学年最後の締めくくりとして、全校生徒の前で完成したロボットについてプレゼンします。プレゼンの中では機能をアピールする内容のストーリーを生徒が演じた映像を流すなどの工夫も見られ、ロボットをつくるだけでなく、その思いを伝える方法も、創造性教育を通して学んでいる様子が伺えます。
次回は中3「中学課程修了研究」についてご紹介いたします!