瀧野川女子学園中学校
KDDI様主催「まなびのミライ」で発表をしました!

ごきげんよう。先日。KDDI様が主催する「まなびのミライ〜学校交流会2025〜」にて、本校の高校3年生が発表を行いました。
本校では、2010年にiPadを導入し、学校のすべての場所でWiFiを使用することができるようにしました。しかし、学びの場は学校だけとは限りません。いつでもどこでも学びができるように、KDDI様の回線を使用しています。15年にわたって、本校の教員と生徒で作り上げた教育を、この度認めていただき、KDDI様より講演の依頼をいただきました。
「卒業後の未来につながる学校生活とICT」をテーマに、生徒たちは当日まで準備を進めてきました。瀧野川女子学園に入学してから、身近にあるiPadを当たり前のように使いこなしてきた生徒にとって、何を話したら良いか悩んでいました。しかし、先生方と話をするなかで、「自分たちが当たり前と思っていることでも、周りから見たら当たり前ではない!」ということに気がつき、自分たちが3年間で行ってきたことに自信が持てるようになってきました。そして、授業だけでなく、創造性やクラブ活動でiPadをどのように活用しているか、またその集大成である高2の事業化実習についてお話することと決めました。
当日は、100人もの学校関係者の方がいらっしゃる中、発表を行いました。緊張している様子も見られましたが、瀧野川女子学園で学んだことや行ってきたことに誇りを持ち、堂々と発表することができました。参加された方からは、「ICT機器をごく自然に使いこなしている様子が見られる」「主体的に取り組んできたことが伝わった」「アイディアを実現可能なものにしてさらに検証・発表していくプロセスが印象的」「ぜひうちの生徒にも見せて学ばせたい」という、温かいお言葉をいただくことができました。
瀧野川女子学園は、「社会や世界に貢献できる女性」を育てるために、実社会で求められる力をつけられる教育を行っています。しかし、それは堅苦しいものではなく、無理なく、楽しみながら身につけることができるようにプログラムが組まれています。もちろん、途中には、「アイディアがなかなか出ない」「どのように形にしたらいいのだろう」と悩むこともあります。しかし、その悩みと苦しみの中から生まれたものは、生徒にとって大きな財産となるものです。それを多くの方々に知っていただき、認めていただけたことは、たいへんありがたいものです。このような貴重な経験をした生徒たちは、さらに自信を持ち、成長していくことと思います。これからの活躍が大変楽しみです!