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大妻多摩中学校

第1回ホスピタリティ甲子園 英語部門 決勝に本校高校2年生が選出

記録的な速さでの梅雨明け宣言に、うだるような猛暑日の連続と、SDGsの必要性がさらに感じられる今日この頃です。コロナ禍の中で3回目の夏を迎えようとしています。期末考査も終わり間もなく誰もが楽しみにしている夏休みが始まりますが、報告があります。
「ホスピタリティ甲子園」という新しいプレゼンテーション大会の英語部門に出場した本校の生徒たちが、予選大会を勝ち抜き今月末に行なわれる決勝プレゼンテーションに参加します。
「ホスピタリティ甲子園」という名前をご存知でしょうか。今年から始まった大会なので、聞いたことがない人がほとんどではないでしょうか。失礼ながら私も今回初めて知りました。でも、とてもユニークで楽しい英語のプレゼンテーション大会なのです。主催が東京ホテル・観光&ホスピタリティ専門学校で、フォーシーズンズホテル東京大手町が協力をしています。大会名に「ホスピタリティ[もてなし(のよさ)]」という語が入っているのも納得ですね。以下の課題と制限時間、プレゼンテーションの仕様で大会が実施されました。

・課題:「あなたが考えるホスピタリティの仕事の未来」について(英語でプレゼンテーション)
・制限時間:3分30秒~4分30秒
・Power Point や配布資料を使ってのプレゼンテーション
・個人、団体(グループ)どちらも応募可能

最後の項目がとてもユニークだと思います。本校からは高校2年生の「青山さん、京子さん、増田さん」の3人がグループで参加。また、同じく高校2年生の車川さんが個人で参加しました。予選に参加したのは17組だったそうですが、決勝に進める5組の中に見事に両者とも選出されました。おめでとう!

私は「青山さん、京子さん、増田さん」の3人のプレゼンのサポートをしました。資料を見せながら3人でリレーしてプレゼンテーションを行い、しかも決められた制限時間の中に収めることは、かなり難度の高い作業でした。ただ、この3名がそれぞれ個性的で、1つのプレゼンテーションで3つの味わい方ができるのが、ちょうどコース料理に似た感じで魅力的でした。もちろん内容も良かったのは間違いありませんが、3人で上手にバトンをつなぎながらそれぞれの個性を出せたこと、そして何よりも楽しくプレゼンテーションを見せられたことが選ばれた理由だったと思います。

予選大会前日が本校のオープンスクールでしたが、3人で登校して CALL教室で遅くまで練習をしていた熱意も当日伝わったのだと思います。練習の成果で制限時間にも収まり楽しくやり切れたとのことでした。

・・・車川さんに関しては、英語科の須田がサポートしました。といっても、車川さんの場合、個人で申し込み、スピーチの内容も提示資料も全て1人で作り、コンテストに出ることを知らせてくれたのは大会直前でした! 車川さんのスピーチの特徴は2つです。1つ目は、ホスピタリティの面白い捉え方、2つ目はパワーポイントの効果的な使い方です。特に2つ目はとてもクオリティーが高く、私自身初めてスピーチを見たとき、驚きを隠せませんでした。車川さんの生き生きとした表現の仕方も選ばれた理由の1つだったと思います。(英語科 須田)

3人の話によると、予選当日は参加者のレベルの高さにとにかく驚かされたそうです。個人参加した本校の車川さんのプレゼンテーションも、本当に素晴らしい内容だったと3人が絶賛していました。今月末の決勝大会では、5組中2組が大妻多摩の生徒達となります。結果を期待してしまいますが、高校2年の夏休みの貴重な思い出の一つとして、どうか楽しんで来て欲しいと思います。

英語・国際教育 非常勤アドバイザー  伊藤正彦

大妻多摩中学高等学校HP 

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