私学探検隊

初心者歓迎の部もいろいろ! 勉強との両立も可能で、選択肢豊富な部活動

日本大学第三中学校・高等学校は、高校硬式野球部など全国レベルの運動部で知名度の高い学校です。それと同時に、全くの初心者からスタートして、勉強とうまく両立させることのできる部活動も文化部、運動部ともに多様な選択肢があります。今回は入学して1年が経ち、学校生活にも慣れて、さまざまな部で活躍している中2の生徒の皆さんにお話を伺いました。

選手だけでなく、マネージャーの仕事もやりがいがある水泳部

水泳部員が活動する屋内プール

水泳部員が活動する屋内プール

水泳部は、校内の屋内プールで活動しています。天候に左右されることなく、1年中快適に泳ぐことのできるプールは8コースを有し、中高の生徒が一緒に活動しています。全国大会に出場経験のある生徒もいますが、小学生時代にスイミングスクールなどに通った経験があり、一通りの泳ぎができれば、無理なく活動することが可能です。小1から水泳を始めたという吉岡真那さんは「中1で大会に出場し、100m自由形を泳ぎましたが、結果には満足していません。次回は10秒を切るタイムを出すことを目標にしています」と話します。一方、岡田悠花さんは3歳から水泳を始めました。「昨年の大会では自己ベストのタイムを出すことができました。部内ではレベル別にAからCのチームに分かれていて、今はBチームですが、今年はAチームに入ることを目標にしています」と話してくれました。平石カレンさんは小学校で水泳の経験がありましたが、マネージャーとして入部しました。マネージャーの先輩たちが活動する姿を見て、惹かれたことがきっかけだそうです。「選手として活動する自信がないけれど運動部で活動したいと考えている受験生の皆さんにはマネージャーもお勧めです。タイムを測ったり、練習の準備をしたり、片付けをしたりという活動もやりがいがあって楽しいですよ」と教えてくれました。部活と勉強との両立については、「部活で遅くなった日も1日30分は勉強時間を設けて、それを毎日続けています」(吉岡さん)、「スマホを見る時間はここまでと決めて、その後は教材を机に広げます」(平石さん、岡田さん)と、それぞれに工夫して頑張っているようです。

師範の先生に基本から学べる剣道部
ここ数年、めきめき強くなっているという剣道部は新しくてきれいな同校の剣道場で毎日稽古に励んでいます。顧問の髙橋捷太先生は、剣道6段の腕前で、部員の生徒たちにとても熱心に稽古をつけています。同校の剣道部は「人間形成と精神修養を基に、文武両道に励みつつ、『理にかなった正しい剣道』で勝利を目指すこと」を目標としており、一人ひとりが限られた時間の中で意識を高く持ち、自ら考え、求めて学ぶことを大切にしています。左右田(そうだ)和貴君もそんな剣道部の活動に惹かれて同校に入学。「礼儀作法が学べるし、先輩が仲よくしてくれるので楽しく活動しています」と話します。小1から剣道の経験があり、現在初段の左右田君は、2段合格を目指しています。また、「中1の時は補欠で大会に参加しましたが、今年はレギュラーになりたい。そして都大会でベスト16に入りたい」と明確な目標を持って、日々の稽古に励んでいるようです。一方、藤原奏(かな)さんは、昨年9月に剣道部に入部。「選択授業で剣道を経験し、興味を持ちました。技を覚えるのは大変ですが、高校生の先輩が基本から優しく教えてくれるので、楽しく活動しています。先輩方は剣道だけでなく、勉強も教えてくれます。中学生は部員が少ないので、団体戦に出場できるくらい部員が増えるといいなと思っています」と活動の様子を話してくれました。

学校行事など校内でも活躍の場が練習で上達が実感できるダンス部
ダンス部は女子に人気の部活動で、中2だけでも11人の部員がいます。田頭柚子さん、戸敷小春菜さん、溝口穂乃さんの3人は中1から入部。同学年のメンバーは時には喧嘩もするけれど、仲よく活動しているそうです。戸敷さんは高3のお姉さんが中学から同校のダンス部に所属していて、「楽しそうだな」と感じて入部したのだとか。「入部した時は初心者でしたが、練習を重ねるうちにできないことができるようになっていきました」とのこと。一方、小学校時代に少しダンスを習った経験があるという田頭さんは「5月の仮入部で先輩たちが優しくしてくれて、一致団結する姿にも惹かれて入部しました」と教えてくれました。溝口さんは「小学校の時にダンスを習ってはいたものの、チアダンスは未経験だったので、最初は難しかったですが、だんだんできるようになりました」と話します。この1年はコロナ禍で大会が中止になったり、文化祭がオンライン開催になるなど大変なこともありましたが、今は5月に開催される新入生歓迎会に向けての練習に励んでいるそうです。また、高校生になると野球部など運動部の試合の応援に参加することもあり、それを目標に頑張っている中学生もいるようです。

職員室など校内に飾る花も手入れする茶道・華道部
茶道・華道部は、校内にある作法室で週に2回、活動を行っています。茶道部と華道部に分かれている学校も多い中、その両方を経験できるのがこのクラブの魅力で、どちらも基本的な所作から学ぶことができます。校内に花を飾り、その手入れをするのも茶道・華道部の役割です。「職員室にも来て、短い休み時間の中で手早く且つ丁寧にお花の世話をしてくれています」と中学教頭の佐々木祐輔先生は話します。日々忙しい先生方にとって職員室に飾られている花は癒やしになっているようです。

5Gアンテナにも対応し、学習のICT化を推進
同校は、都内でもベスト5に入るほどの広大なキャンパスを有し、自然豊かな環境です。また、校内の複数箇所に自習スペースがあるなど、部活と勉強の両立が実現できる環境も整っています。さらに、1人1台iPadを所有し、iPadが不調の時などに対応するICT推進室も完備。Wi-Fiはもちろん、5Gアンテナにも対応するなど、最新のICT環境を整えています。同校では四季折々の自然が楽しめる広々とした環境の中で多種多様なタイプの生徒たちが部活と勉強を両立させつつ、充実した学校生活を過ごしています。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

日本大学第三中学校
[学校HP]https://www.nichidai3.ed.jp
〒194-0203 東京都町田市図師町11-2375 Tel.042-789-5535
最寄駅/
JR横浜線・小田急小田原線「町田駅」からバス「日大三高入口」「日大三高東」ほか。
登下校時、京王線など「多摩センター駅」、「町田駅」、JR「淵野辺駅」から直行・急行バスあり。

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