私学探検隊

「一緒にいたいと思える人になろう」をスローガンに 学ぶ意欲が自然と育つ環境づくりに挑む改革元年

選抜クラスを廃止し、
1クラスの人数も減らす

今年入学した中1より選抜クラスを廃止。学びを深めるため、1クラスの人数も30名と少人数にするなど、改革元年となった2026年。生徒の様子や予定中のプログラムなど、総探科メンバーで1学年主任の清水紀和先生と総探科主任で主幹教諭の林克明先生にお話を伺いました。

「中1のクラス編成は従来以上に『非認知能力』と『学ぶ意欲』を高めていくものになります。そして、平和で民主的な社会の担い手となること目標としています」(清水先生)

ちなみに、非認知能力とは点数では計れない能力のことで、意欲、忍耐力、協調性、自己肯定感といった能力のことです。

「平和で民主的な社会を築き上げる第一歩となるのが『安心安全と良い人間関係』です。生徒たちには事あるごとに『一緒にいたいと思える人間になろう』と伝えています」(清水先生)

選抜クラスを廃止したことで、逆に学ぶ意欲が増しているように感じているとも教えてくださいました。

「講習会の参加者も増え、開始時間まで図書館で自習する生徒も多くなりました。これは生徒たちが学ぶことを当たり前としてとらえ、学問の面白さに興味を持ち始めているからだと考えています」(清水先生)

2025年よりユネスコスクールの加盟校となりました。

「ユネスコスクールが掲げる『心の中に平和のとりでを築く』という目標は、本校が目指す『非認知能力』を育む目標と一致しています。また、『知ること』『為すこと』『人間として生きること』『共に生きること』を学ぶ『学びの4本柱』も本校の理念と親和性のあるものです」(林先生)

従来の新聞学習や仲間同士での協働フィールドワークなどの独自プログラムも、ユネスコスクールの理念に基づいた学びに少しずつシフトチェンジしていきます。

今年の中3の修学旅行は北陸へ
様々なコースで体験学習!

グループ学習の機会も多い。グループワークを通してチームワークを学んでいく。

新聞学習はその日の新聞から担当の生徒が記事について発表したり、レポートにまとめたりし、視野を広げることを目的とした活動です。また、中2の鎌倉の校外学習では自分たちが旅行会社という設定で、魅力的なプランを作成するというプログラムが実施されたことも。

こうしたプログラムをより発展させたものが毎年10月に実施される中3のスタディツアー(修学旅行)で、今年からさらに深化させたものを予定しています。

「昨年までは京都でしたが、今年は北陸に変更し、地方の魅力に触れることを目的としています。また、毎日3コースずつ設定し、各々自分が行きたいコースを選ぶことも大きな特徴です」(林先生)

訪問する場所も伝統工芸や地場産業、またお寺や博物館などバラエティー豊かで、ふつうの観光ではなかなか訪れる機会がないところも。なお、事前学習はおもに総合の時間を活用して中3の当初から行い、実施後は発表する機会もあるそう。

「地方を重視するという点もユネスコスクールの理念と合致します。このスタディツアーでは社会の中で奮闘している方々を見てほしいですね。しかし、見るだけではなく、体験する機会も設けています」(林先生)

日々改革に挑む城北埼玉。その動向に注目です。

 ※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

城北埼玉中学校
[学校HP]https://www.johokusaitama.ac.jp/
〒350-0014 埼玉県川越市古市場585-1 Tel.049-235-3222
最寄駅/ JR川越線「南古谷駅」・東武東上線「上福岡駅」徒歩25分ほか。 スクールバス:「南古谷駅」・東武東上線「ふじみ野駅」、西武新宿線「本川越駅」からあり。

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