先輩と後輩をつなぐ「数学サポーター」「わからない」を素直に言えて学び合える環境に

中3~高2の先輩が教えてくれるので、教わる中1・2側も気軽に質問できる雰囲気が
先輩が後輩に教える
「数学サポーター」制度
「わからない」を言い合える雰囲気をつくろうと、東京女学館中学校で2025年度からスタートした「数学サポーター制度」。中3~高2が、中1・2の数学をサポートするというものです。定期テストに備えて放課後実施するもので、1学期だけで計8回実施。教える側のサポーターは自ら立候補します。
100名を超える生徒がサポーターに応募するなど、生徒たちの学び合いが活発に行われます。「後輩が気軽に質問できる環境を作ることが大事。先輩の学習姿勢を知る機会にもなる。教える側の生徒にとっても、たくさんの後輩に教える体験は貴重な学びになっています」(数学科・川口智弘先生)

M・Yさん(中3)
英語ミュージカル部と生徒会に所属し、忙しい毎日を過ごす
中3になって、初めて「数学サポーター」として中1を教えることに挑戦したM・YさんとR・Hさん。印象的だったことや、やりがいについてインタビューしました。
M・Y 中1数学なら私にも教えられそうだし、後輩と仲よくしたいと、数学サポーターに応募しました。
R・H 私は将来、数学の先生になりたいと思っていて、自分の夢に近づけるチャンスだと思いました。
M・Y 教えるときは、「どうしてわからないの?」と聞くのではなく、わからないところを一つひとつ一緒に確認していくように心がけました。わかった部分があれば「赤マル」をつけて達成感を引き出したり、言葉だけでなく表情や身振り手振りでリアクションを大きくすることで、「伝わる」ように意識しました。

R・Hさん(中3)
将来の夢は「数学の先生になること」。人に教えるのが楽しい
R・H 後輩が本音を言いやすい空気をつくることがすごく大事ですよね。プレッシャーを感じないように、目線を合わせて説明したり、あえて冗談っぽく話して聞きやすい雰囲気をつくりました。数学はパズルのようなところがあるので、ゲーム感覚で楽しく学んでほしいと思いました。
M・Y 順序立てて丁寧に説明した後、「わかった、ありがとう」と言われたときは、教えた甲斐があったなとうれしかったです。
R・H 私自身、どこでつまずいているのかが、自分の経験からもわかるので、つまずきやすいポイントを見極めながら教えるようにしていました。普段、妹に勉強を教えている経験も活かせましたね。
M・Y 私はもともと言葉で説明するのが得意ではなかったのですが、相手に伝わるようにと心がけているうちに、「伝える力」が身についた気がします。自分も、勉強でわからないところがあったらそのままにしないで、積極的に先生に質問して「ちゃんとわかるようにする」ことができるようになりました。面白そうと、数学サポーターに興味を持つ友だちも増えています。
R・H 高校生の先輩が教える様子を間近で見られたのも、勉強になりました。後輩だけでなく、先輩との交流も増えて、人の輪が広がったのもよかったです。これからもたくさんの生徒に「数学って楽しい!」と思ってもらえたら、うれしいですね。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
東京女学館中学校
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最寄駅/
メトロ日比谷線「広尾駅」徒歩12分。JRなど「渋谷駅」・JRなど「恵比寿駅」から
都営バス10分「東京女学館前」。
