私学探検隊

“すべての生徒に陽があたる”充実した学校生活

7・8月号で紹介したネイティブの先生が担当する夏休みの校内英語研修

7・8月号で紹介したネイティブの先生が担当する夏休みの校内英語研修

範囲の先取りではなく
より深く学ぶことを重視

職員室

職員室は生徒が先生に質問しやすい環境

日本大学第三中学校は、日本大学(以下、日大)の特別付属校(学校法人が異なる付属校)という位置づけで、多くの学部・学科を有する日大に内部推薦で進学できる資格を得られることはもちろん、他大学進学を希望する生徒にも寄り添った手厚く、きめ細かい進路指導を行っています。同校の教育について教頭の鈴木教郎先生にお話を伺いました。「本校は勉強、行事、部活動を教育三本柱とし、普段の学校生活をしっかり過ごすことを重視しています」と鈴木先生。中学で高校の範囲を学ぶなどの「先取り学習」をせず、基礎基本を重視しています。これは中3の選抜クラスであっても同様です。「選抜クラスはカリキュラムを他のクラスより早く進めるのではなく、より深堀りして学びます。また、本校は各教科の教員に質問したり、自習室、図書室、学習室など学校の環境を生かして学ぶ生徒が多いのも特徴です。職員室は生徒が出入りしやすく開放的な空間となっていることから、昼休みや放課後に質問に来る生徒も多く、質問したい教科であれば、普段授業などで関わりのない教員が対応することもあります。私たち英語教員は生徒の要望で英検の2次面接の練習を行うこともあります」と鈴木先生。同校には自習室以外にもさまざまなところに学習スペースが設けられており、自習する生徒の姿があります。原則として中1から高3まで学年担任が持ち上がるシステムなので、学年担任の先生方は生徒一人ひとりについて詳細に把握し、学校生活や進路指導などできめ細かいケアをすることができます。「内進生から東京大学、京都大学、東京科学大学など難関校にも合格者が出ており、部活動や生徒会と勉強を両立させていた卒業生も珍しくありません。先輩たちの姿を見て憧れて、『次は自分も』と頑張る生徒も多いようです」と鈴木先生は話します。

多彩な種類の部活動があり、
それぞれの輝く場所が見つかる

吹奏楽部

部活動の種類が多く、加入率が高いことも日大三の特徴

同校は今年度の高校野球全国大会で準優勝した高校硬式野球部に代表されるように、部活動が盛んなことも特徴です。運動部の中にはテニス部など中学から入学した生徒も活躍する部も少なくありません。吹奏楽部、演劇部など文化部の活動も盛んで、いろいろなタイプの生徒が自分の居場所を見つけて輝いています。「文化部も例えば物理部が今年、アマチュア無線の『ALL JAコンテスト』全国大会に出場。電話部門マルチオペオールバンドで10連覇を達成するなど、素晴らしい実績を残しています」と鈴木先生は話します。前述のように部活動と勉強を両立させている生徒も多く、放課後や長期休みなどに行われる講習も充実。学習に躓きがあった場合の指名補習も行われており、生徒の状況やニーズに合わせた取り組みを各学年で実施しています。部活動の顧問や講習など課外の指導を外部の機関や指導者に頼らず、すべて同校の教員が担当していることも特徴で、授業以外の学校生活でも先生方が生徒たちにしっかり向き合ってくれるので、保護者も安心できる環境です。


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

日本大学第三中学校
[学校HP]https://www.nichidai3.ed.jp
〒194-0203 東京都町田市図師町11-2375 Tel.042-789-5535
最寄駅/
JR横浜線・小田急小田原線「町田駅」からバス「日大三高入口」「日大三高東」ほか。登下校時、京王線など「多摩センター駅」、「町田駅」、JR「淵野辺駅」から直行・急行バスあり。

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