私学探検隊

15年連続「面倒見が良い中高一貫校」第1位 挑戦と行動を支える環境がここに

“手取り足取り”ではなく

授業に臨む京華中学校の生徒たち

「先生が最後まで寄り添ってくれる」。京華中学校は、学習塾を対象としたアンケート「面倒見が良い中高一貫校ランキング」で第1位に、しかも15年間連続で選ばれています。「『面倒見』=“手取り足取り”と解釈されがちですが、私たちが大切にしているのは“伴走型”のサポートです」と語るのは、入試広報主任の國廣亮太先生。生徒の挑戦と失敗をどう支え、次につなげるか。それが同校の“面倒見”。さまざまな補習・講習に加え、コミュニケーション教育などで学力と人間力の両面を育みながら、先生と保護者が協力して生徒を考える姿勢も高く評価されいます。昨年度からは「三校ワンキャンパス」として、京華女子中学校・京華商業高等学校と同じ敷地で学ぶ新体制もスタートしました。

教室を越えて拡がる、京華生の視野

京華中学校では、国際的な人材を育むプログラム「グローバルエデュケーション」に2016年から取り組んでいます。中1から英語中心の授業に親しみ、中3以降はシンガポール、フィリピン、オーストラリアでの語学研修やニュージーランド留学などで実践力を高めていきます。昨年度からは新たに、高校生対象の「ベトナム・スタディツアー」もスタート。現地の大学生や起業家との交流、支援施設でのディスカッションなど、多角的な学びが展開されています。また、日本の高校で初めて、同国ビン大学と高大連携を結んだことも注目されています。

「英語力だけでなく、アジアの熱量を肌で感じてほしい」と語る國廣先生。教室を飛び出した学びが、生徒たちの視野を大きく拡げています。

挑戦を支える「ネバー・ダイ」精神

明治30年の創立以来、時代に合わせて教育や環境を進化させてきた京華中学校。しかし、変わらず大切にしているのが、「ネバー・ダイ(不撓不屈)」の精神です。困難に立ち向かい、自らの力で乗り越える意志。それこそが、同校の人づくりの原点です。進路、学び、人間関係、生徒たちはさまざまな壁に直面します。そこで大切なのは、失敗を恐れず挑戦し続ける姿勢。同校は、そんな生徒のそばに寄り添い、共に考え、次の一歩を支える。「何度でもチャレンジできる場であること」(國廣先生)。変わりゆく時代のなかでも変わらない、京華の精神です。

 ※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

京華中学校
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