私学探検隊

“卒業後の自分”が開ける6年間 世界と対話し貢献できる語学力とマインドを

「本校の英語教育は、国際理解教育と対にあり、両輪です。他者の意見や存在を大切にし、違いも受け入れるおおらかさがある一方で、自分の意見を率直に述べられる力があるのが、本校の生徒たちの強みであり、良さです。日々の礼拝や聖書からの学びを通し、『一人一人がかけがえのない存在である』ことを理解し、自分も他者も大切にする精神が根底にあるからこそ。そこに英語教育が合わさることで、さらに国際理解教育の質も高まると考えています」と、塚原隆行教頭先生は言います。

■英語漬けの3日間で変わる!

例えば、毎年中学生向けに夏に行われる「Global 3day Program」。10人1グループになり、英語のワークショップを3日間かけて行います。各グループには様々なバックグラウンドを持つネイティブ講師が付き、学年ごとにテーマに取り組みます。最初は講師との英語でのやりとりに緊張していた中1も、中3になる頃には講師と自然に会話も弾み、最終日に行うプレゼンも堂々と行えるようになります。最後は全員が英語でプレゼンし、その中からクラス代表が選ばれて、大きなホールで行う決勝に出場し、発表します。
「英語で思い切って自分を表現できた経験は、大学進学後や社会に出た後に“生きた”と話す卒業生もいます。この学びの機会は、将来、確かな価値となって現れます」

■充実の留学プログラム

さらに留学プログラムも充実。約10日間の短期、1学期のターム、1年間の長期留学と選択肢も多く、オーストラリア、イギリス、フィリピンのセブ島と行き先も様々です。
特に注目なのが、オーストラリア・クイーンズランド州への2カ月半のターム留学です。語学研修ではなく、現地の名門私立女子校で授業に出席し、きちんと成績もつく正規留学として認められます。
「英語での授業に初日から出るため、当然ながら苦労も多くあります。ですが、“自分から動かなければ何も変わらない”という現実に直面し、生徒たちは大きく成長し、精神的にも自立して帰ってきます」
こうした留学に参加し、女子聖学院で6年間学んだ卒業生が、すでに社会で活躍しています。ターム留学後、スポーツを通した社会貢献を軸に据え、立教大学、大学院でスポーツウェルネスを専攻し、JOCに就職してオリンピックを支えている卒業生や、在学中1年間留学し、上智大学の国際教養に進学後、外資系金融会社に就職し、投資を通じた社会貢献に取り組んでいる卒業生など、育んだ語学やグローバルマインドを生かし、思い切って一歩を踏み出した結果、新しい道を歩んでいます。塚原先生は言います。
「世界の人々と互いの違いを受け入れ、協働できる人。その上で豊かな関係を結び、平和を作り出せる人を育てます。」

スカラシップ英語資格
利用入試スタート!

 これまで行われていた「英語表現力入試」を廃止し、2026年度入試より「スカラシップ英語資格利用入試」を新たに導入します。
国語と算数の2科を受験してもらい、英検4級以上の合格証提出をすると、英検級によるみなし得点を加えた300点満点で合否判定。成績優秀者には、スカラシップ合格が与えられます。

入試日程:
 2月4日午後(募集 5名)

加算点数:
 4級=70点、3級=80点
 準2級=90点、2級以上=100点

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

女子聖学院中学校
[学校HP]https://www.joshiseigakuin.ed.jp/
〒114-8574 東京都北区中里3-12-2 Tel.03-3917-5377(広報室)
最寄駅/JR「駒込駅」徒歩7分。メトロ南北線「駒込駅」徒歩8分。JR京浜東北線「上中里駅」徒歩10分。

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