私学探検隊

〝鉄道が好き”を存分に発揮できる鉄道研究部 みんなで創意工夫を重ねた作品が全国大会で入賞

生徒主導で完成させた鉄道模型 プレゼンテーションも高評価

「全国高等学校鉄道模型コンテスト2023」の全国大会で、モジュール部門のベストファンタジー賞を受賞した同校の鉄道研究部。鉄道に興味、関心の高い部員が集まった、自由な雰囲気が人気の部活動です。同校の卒業生で、現在、鉄道研究部の顧問を務める、入試広報部の平塚崇先生は、「本校の校訓である、着実・勤勉・自主に基づき、生徒の自主性を大切にしています。生徒からアイデアが出た時に否定するのではなく、じゃあ、やってみようと挑戦できる環境を整えています」と話します。
子どもの頃から鉄道が好きだった中1の澤栄太くんは、「先輩が優しいので、部活動に来るのが楽しい」、同じく中1の佐藤晧一郎くんは「これからは模型作りもやってみたい」と意欲的に部活動を楽しんでいます。
先のコンテストで模型を担当した高3の加藤圭汰くんは、「東京の鉄道を表現するため、地下2階から地上までを立体的に表現しました」、高1の渡邊祐樹くんは、「地上部分に透明の板を挿入し、地下が見えるようにしよう」と発案。コンテスト当日は、中学生もプレゼンテーションを行うなど、一致団結して受賞を勝ちとりました。

左から、インタビューに答えてくれた加藤圭汰くん、渡邊祐樹くん、澤栄太くん、佐藤晧一郎くん

文化祭では1500人が訪れる大人気コーナー

昨年の文化祭では、鉄道模型ジオラマ、Nゲージ運転体験、運転手体験シミュレーター、発車メロディー操作体験、部員フォトコンテストなど、楽しいしかけを盛りだくさんに用意して来場者を楽しませます。「1500名もの方が鉄道研究部のコーナーに足を運んでくださいました」(平塚先生)。中学生は、文化祭のジオラマを製作することが、コンテストに出す作品作りの練習になります。高3の加藤くん、高1の渡邊くんも、中学生の時にここから練習を重ね、模型作りのスペシャリストに成長しました。今度は、中1の澤くん、佐藤くんらがその技術を受け継ぎます。
今年の文化祭では、自動改札にアップデートしたり、運転シミュレーターをよりリアルに表現したりと、さらなる工夫を目指します。
男子校なので、女子の目を気にせず、趣味に没頭できるのも魅力。「これは昔からの本校の校風ですが、先輩と後輩の仲が良く、生徒たちはどの場面でも伸び伸びと活動しています。鉄道が好きな受験生のみなさん、私たちと一緒に鉄道研究を楽しみませんか」(平塚先生)。

鉄道模型ジオラマは6畳の広さにもなる。

小学生対象の部活動体験。鉄研は毎回大人気!

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

城北埼玉中学校
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