私学探検隊

気づきと自分事の視点から、一生涯使えるスキルを磨く

心に響く探究的学習

2年前より日本大学第三中学校では、学年ごとに探究的学習を展開しています。「思考が柔軟で多くを吸収できるこの時期だからこそ、探究的学習では心に響く体験からの学び、お互い刺激を与え合い切磋琢磨できる仕組みづくりを大切にしています。また、生徒の主体性を引き出せるよう、教員はできるだけメンターに徹しています」と、探究推進委員長であり中学3年の副担任を務める金子美保先生。

金子先生の学年では、中学1年時はイントロダクションとして自分が興味のあることをテーマに展開。年度末の学年発表会では司会、台本作成、タイムキーパー、録画など、生徒が協力、試行錯誤しながら運営を行いました。2年時は職業や働くことをテーマに、20年前と現在の人気職業を比較し社会の変化を読み取ったり、働いている方へのインタビューにチャレンジ。それらを基に生徒自身が「働くとは何か」という動画を作成しました。「この年は『社会は常に変化しているから、それに対応できる力を身につけることが必要なんだ』という気づきの機会になるよう意識しました」(金子先生)。最後のプレゼンでは、発表が上手な生徒の見せ方や話し方を取り入れる様子も見られ、自ら学び行動する姿勢が培われていることがわかります。

 

他人事から自分事へ

3年となった現在は、手帳ブランドのNOLTYとコラボレーションし、セルフマネジメントを学び実践しています。この取り組みの中で生徒を驚かせたのが、マイブックと名付けた手帳の活用レベルと定期試験の関係性でした。「手帳の活用状況をレベル化して、生徒にアンケートを取りました。その結果を定期試験の

8割近くがレベル7以上という結果に、「先生が作ったんでしょ」との声があがるほど、生徒も大変驚いたそう。

順位と照らし合わせたら、学年順位が高いほど活用レベルも高いと綺麗に現れました」。この結果は大きな衝撃となったようで、「以前より手帳を使うようになりました」との声が聞こえるように。今後は、より効果的な手帳の活用法や、使う習慣のない生徒が使えるようになるにはどうしたらよいかについて、検討・実践を重ねる予定です。「探究のキーワードのひとつが“自分事で考えられるか”だと思うんです。手帳の活用法も色々ありますが、皆で考えることで自分事になっていきます。さらに使っていない生徒も『あの子がそう言っているんだったら、やってみようかな』と気づきがうまれます」と金子先生。

10月の三黌祭(文化祭)では、集大成として手帳活用術のポスター発表を実施するほか、クラス代表による学年発表会も予定。「学年発表の前に、クラス全員でブラッシュアップする機会を考えています。皆で磨き上げていくことで、ステージに立つ人だけの発表会ではなく、“私たちの発表会”という認識になってくれると嬉しいですね。探究的学習では生徒の新たな一面や得意なことを理解したりと発見があり、“私たちの探究”になっています」(金子先生)。

高校からは企業が実際に抱える課題に取り組む企業インターンワークやゼミ活動と、より深い「自探自求」の学びへと進む生徒たち。ぜひ三黌祭(ミニ説明会・個別相談会あり)を訪れて、成長する生徒の姿を肌で感じてください。


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

日本大学第三中学校
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