私学探検隊

すべてのクラスで「英語で思考し、表現する」が「当たり前」を目指す

本科はNew Treasureで
論理的思考力も育む
2022年度より「星美学園中学校」から校名を変え、共学校として歩み出したサレジアン国際学園中学校。インターナショナルクラスと本科クラスの2コース制を採用し、これまで以上に国際教育に注力しています。
インターナショナルクラスは週に10時間の英語授業を展開。Advanced Groupはケンブリッジ国際認定校のカリキュラムに則り、英・数・理・社の授業を英語で学び、Standard Groupも、週10時間オールイングリッシュで英語を学びます。

本科クラスの英語の授業(中1)。週8時間のうち2時間は外国人教員が入り、チームティーチングで生徒一人ひとりに対応していく

インターナショナルクラスの英語が注目されますが、本科クラスでも英語力を確実に伸ばすことができます。英語の授業を週8時間設け、そのうち2時間はInternational Teacherと日本人教員の2名体制による英会話の授業を行っており、確かな英語力を獲得していきます。
残りの6時間で使用する教科書は、「New Treasure」を採用。本校英語科の教員であり、テキストの初版から制作・監修に携わってきた久保敦先生に、「New Treasure」を活用した英語教育の特徴についてうかがいました。

英語科の久保敦先生。テキスト「New Treasure」の編集委員として、制作に携わる

「New Treasureの特長は、一般的に日本の学校で採用される検定教科書と比較して扱う単語数が多く、学習進度も早いことです。中学生の検定教科書で扱う英単語は1200語ですが、New Treasureはステージ3までで約3500語。ステージ3を終える中学3年で大学入試の土台となる英語力を十分に身につけることができます」
「探究学習に力を注ぐ本科クラスでも、研究などの理由で海外へ進学する生徒も出てくることを想定しています。高校3年生で英検準一級を取得するために必要な英語学習環境です」と本科コース推進部長の尾﨑先生は話します。
さらに、論理的に考える技術を身につけるためのトレーニングを段階的に行っていけることも特徴のひとつだといいます。
「いち早くロジカルシンキングの力を伸ばす重要性に気づき、テキストに組み込んだのがNew Treasureです。はじめは情報を整理し、分類するといった基礎的な演習を積み、後半のステージからは、パラグラフの構成を理解し、フォーマットに沿って英文を書く演習を行います」(久保先生)
サレジアン国際学園では、PBL型授業を軸に論理的思考力も育んでいるが、本科では英語のテキスト選定でもそういった意図を反映させています。
「New Treasureを使って英語を学ぶことで、生徒たちには英語を母国語としない人とも円滑に話せるようになってほしい。非英語圏の人に考えを表現するためには、ネイティブに伝える以上にわかりやすさが必要になってきます。そして、英語でクリティカルシンキングの訓練を積み、日本語で話すときにも論理的に筋道立てて表現できるようになってほしいですね」(尾﨑先生)
英語の授業でも論理的思考力を培った生徒たちは、世の中の解の見えない諸問題と向き合う力を獲得し、国際社会に貢献する「世界市民」として大きく羽ばたきます。

外国人教員によって授業が進められるなか、日本人教員は生徒の机を回りながら個別にケア

外国人教員からの問いかけに英語で答える生徒たち。本物の英語を学ぶ


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

サレジアン国際学園中学校
[学校HP]https://www.salesian.international.seibi.ac.jp/
〒115-8524 東京都北区赤羽台4-2-14 Tel.03-3906-7551(入試広報部直通)
最寄駅/
メトロ南北線・埼玉高速鉄道線「赤羽岩淵駅」徒歩8分。JR京浜東北線など「赤羽駅」徒歩10分。
「赤羽駅」からバス「師団坂通り」。

この学校の詳細情報を見る