私学探検隊

自然豊かな環境や充実した設備が魅力の日大三。部活動の種類も多く、運動部、文化部ともに強豪から自分のペースで取り組めるものまで多様な選択肢があります。

男女ともに全国大会出場!勉強との両立も頑張るテニス部

 テニス部は、今年リニューアルしたばかりのきれいなテニスコートを計5面(うち砂入り人工芝4面)有し、中学は男女ともに全国大会に出場するなど、高いレベルで活動しています。昨年度、中学でキャプテンを務めた長田知也さん(高1)は、「父も日大三のテニス部出身。祖父母も母もテニスをしています。テニスで全国大会に出場している先輩も多いので、この学校に入りました」と話します。「高校からはさらに強い選手が入部してくるので、中学時代以上にレベルが上がります。まずはレギュラーをとることを目標にやっていきたいです」と意気込みを新たにしていました。長田さんからキャプテンを引き継いだ中原悠翔さん(中3)は、「小2からテニスをしています。中学ではこれまでに2回全国大会に出場しました。今はテニス中心の生活になっているので、今後は勉強との両立も頑張っていきたいと思っています」と話してくれました。  一方、女子テニス部の内山紗希さん、伊牟田咲さん、小橋千尋さんは3人とも高1。内山さんは小6からテニスを始めて、楽しかったため入部。「勉強との両立も頑張りたいです」と話します。小学校ではサッカーをしていたという伊牟田さんは「高3の姉がこの学校のテニス部にいたので、興味を持ちました。高校でも試合で勝てるように頑張りたいです」と入部のきっかけや目標を教えてくれました。中学でキャプテンを務めた小橋さんは「私は幼稚園からテニスを始めました。中学では全国大会を経験し、団体戦6位、個人戦4位に入ることができました。高校のテニスはレベルが違いますが、また全国大会に行けるように頑張りたいです」と高校での目標を話してくれました。

今年から同好会に昇格 初心者も活躍できる書道同好会

 書道同好会は昨年まで同好会準備会という位置づけでしたが、今年度から同好会に昇格しました。担当の麻田真由子先生は、大学で書道を専門に学んできました。最初は書道をやってみたいという生徒たちが麻田先生のもとに集まり、有志で不定期に活動していましたが、だんだん参加者も増え、現在は週に2回活動を行っています。部長の櫻井乃々佳さん、副部長の溝口杏奈さんはともに高2で特進コースに在籍しています。2人とも中学から書道を始めたそうですが、今では展覧会で入賞するほどの腕前です。「中学の部活動紹介でパフォーマンスの大きい文字が印象に残って入部しました」(櫻井さん)。「私もきっかけは部活動紹介で、いろいろ見学して、楽しそうだったので入りました」(溝口さん)。外部の展覧会などにも積極的に参加しており、今年1月5日には日本武道館で開催された「全日本書き初め大展覧会」にも参加し、ともに特選を受賞しました。「大会前は家でも練習ができることも書道同好会のいいところです。勉強との両立もしやすいですね」と櫻井さんは話します。溝口さんは「部員同士の仲が良く、言い争ったりすることもないので、気楽に活動できます」と書道同好会の魅力を語ってくれました。 落ち着いて書と向き合える静かな環境が用意されているので、じっくり取り組むことができる書道同好会。また屋外での活動もあり、文化祭ではダイナミックな書道パフォーマンスも披露しています。

文化祭では保護者らが見守る中、書道パフォーマンスを実施

演じることの楽しさが味わえ、裏方にもさまざまな役割がある演劇部

 演劇部は中高が一緒に週4回活動しています。演劇部には大きく分けて役者と裏方(台本、照明、音響など)の役割があります。中3の中村悠人さんと澤渡蓮さんは主に舞台で演じる側の役者を務めています。中村さんは声優の仕事に興味があり、小学生時代から演技の勉強をしていたのだとか。そのため、入学時点から演劇部に入ることを決めていました。「中2までに6回舞台に立ちましたが、印象に残っているのはお母さんの役を演じたことです。男性の自分がお母さんになるのはどんな感じだろうと興味があり、立候補しました」と、これまでの活動について話す中村さん。「時間がある時は裏方の手伝いもしています。大道具の人と一緒に文化祭のパネルを作ったりもしました。話し合いをする時も積極的に意見を出していますし、自由にのびのびとできますね」と演劇部の魅力を語ってくれました。一方、澤渡さんは「演劇部のほか、吹奏楽部やダンス部も気になっていたのですが、仮入部した時に演劇部の明るい雰囲気に惹かれて、そのまま入部しました。私は女子高生の役が多いのですが、一度小学生の役を演じたことがあって、とても印象に残っています。学校のテストと台本を覚えなければならない時期が重なると大変ですが、役になりきって演じることは本当に楽しいです」と話します。  演劇部は舞台に立つだけでなく、裏方の仕事で目立つことが好きではない生徒にも活躍の場があります。舞台を成功させるためにさまざまなタイプの生徒たちが自分の持ち味を発揮しています。

今年3月に開催された発表会にて

広大なキャンパスに設備も充実 文武両道が実現できる環境

 同校は東京都内でも5本の指に入るほどの広大なキャンパスを有し、自然豊かな環境で学校生活を送ることができます。また、設備面も充実。前述のテニスコートのほか、今年度はグラウンドもリニューアルし、人工芝を導入します。2029年に創立100周年を迎えるにあたり、記念事業のひとつとして改修工事を着工。これにより安全性の向上はもちろん、体育の授業の活発化、部活動の更なる活躍が期待できます。また、校内には自習室、図書館など自習スペースが多く、勉強と部活動を両立しやすい環境です。昨年度の卒業生にはテニス部や生徒会活動と学業を両立し、東大の理系学部に合格した生徒もいました。「受験を頑張った部活の先輩の姿勢を見て、いい影響を受け、同じように頑張っている生徒たちもいます」と話すのは、広報部副主任の古澤麻亜理先生。また、文化部は組み合わせにより兼部も可能で、校内に自分の居場所を見つけやすいのも同校の魅力のひとつです。同校には運動部で思い切り体を動かしたり、文化部でやりたいことにじっくり取り組んだりと、多彩なことにチャレンジできるステージが用意されています。

今年人工芝をリニューアルしたテニスコート。今年度中にグラウンドも人工芝にリニューアル完了予定

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

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