私学探検隊

今春、中高一貫教育「一期生」が卒業。難関大合格者数アップの秘密は“教科エリア型”にあった!

教科ごとに教室に“行く”から“積極的に学ぶ”姿勢が身につく

開放的な空間の「メディアセンター」。各教科ごとにあるオープンスペースでは、異学年の生徒や先生との交流の場にも

明るく色分けされた「教科エリア型」校舎には、例えば数学エリアでは数学の教室が5つ並ぶなど、各教科それぞれの特性に合わせた専用の教室があります。先生が“来る”のではなく、生徒自らが学びに“行く”ことで、積極的に学ぶ姿勢が身につくといいます。生徒からは「気分の切り替えができ、頭が活性化する」との声が聞かれるように、あいさつの声や友達との話し声で移動時間はとてもにぎやか。忘れ物や遅刻に注意するなど、生活面での自己管理も自然と身についていきます。
また各エリアには教科ごとに「メディアセンター」と呼ばれるオープンスペースが設置され、生徒の興味や関心を刺激する教科独自の展示物が。授業の前後に立ち寄る生徒同士の学年を超えたコミュニケーションの場にもなっています。
さらに各エリアにはガラス張りの「研究室」があって、教科を教える先生たちがつねに在席しているので、すぐに質問できる環境です。

“興味”“関心”は学びの原動力。「特活自由研究」で“好き”を極める!

ホームルームや昼食タイムは「ホームベース」で担任の先生やクラスメイトと楽しく交流。授業はそれぞれの専門教室へ

教科エリア型校舎の特性を生かした活動のひとつに「特活自由研究」があります。
すべての教科の中から希望する教科を選び、自由研究のテーマを決定。教科の先生のていねいな指導を受けながら、夏休み明けに成果物を提出します。自ら選んだテーマを研究し、専門の先生に指導を受けることで関連する教科への興味が深まり、生徒たちは、さらなる「好き」を深めていきます。
このように、将来、社会で活躍するために、自分が本当に興味をもつことや、こだわりの場所を見つける力を育てていくのです。

2コース・3ステージ制で夢の実現へ

入学時より「難関進学クラス」と「進学クラス」の2つのコース編成で、個々の到達度に合わせた、きめ細かい指導が行われます。
また、中1から高3まで、2学年ごと3つに分けた「3ステージ制」の導入により、2年単位で到達目標を設定し、無理なく確かに学力を伸ばしていきます。
教科エリア型の校舎の環境と、さらにそれぞれの生徒に合ったシステムの導入によって、今春卒業の中高一貫教育「第一期生」の数多くが、志望校入学の夢を実現しました。

鶴見大学附属中学校
[学校HP]http://www.tsurumi-fuzoku.ed.jp/
〒230-0063 神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-2-1
☎ 045-581-6325
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