前代未聞!? “理科”1科目入試を実施する、そのわけは?
「理科1科目入試」を新設!

田植えから稲刈りまで体験します。その様子はHPのN3J NEWSでご紹介しています。
「理科の授業がおもしろくなければ、東農大三ではありません。実験・観察をふんだんに取り入れるなど、生徒の好奇心をかき立てる授業を展開しているので、入学してから理科のおもしろさに気づいて理系を選択する生徒も多いんですよ。難関大学にも多数合格しています」(入試広報部長/江田晃先生)。
教科教育にも行事にもキャリア教育にも、素朴な疑問や好奇心をきっかけに、「調べてみる」というプロセスを踏むことで、「知識」を「知恵」として体得する仕組み(実学教育)を取り入れているのが同校の特色。それを体現できる入試が、来年から導入されます。それは『総合理科入試』です。「理科に興味のある生徒を育てたいという想いもあって実現しました。基礎力、応用力を問う入試になるので、理科好きの子にはぜひチャレンジしてほしいですね」
総合力を育む「実学教育」

異なる条件で大豆を栽培。観察するうちに疑問が生まれ、その理由を調べて、知恵とする「実学学習」が展開される。
では、理系が得意でないと、同校は向かないのでしょうか。それは違います。「実学教育」を率先して取り入れる同校の理科教育は総合力を育みます。例えば、中1の「醸造体験」、中2の「稲作体験」も、単なる体験行事にとどまりません。味噌の原料である大豆を屋上菜園で栽培してタンパク質ができる過程を観察します。並行してワグネルポットでも日照時間、肥料の量、水の量など条件を変えて大豆を栽培。生徒が交替で生育状態を観察・記録し、そのデータをもとに、理科の授業で適当な肥料の量などを考察します。グループによるプレゼンテーションも授業の中だけでなく、文化祭でも行って、生徒の自信を育んでいます。
文系が得意な子もチャレンジを。
理科はさまざまな学びが関連する学問です。「『理科だけで力を問えるの?』と思われるかもしれませんが、工夫をすれば、国語で問う読解力、算数で問う計算力、社会科で問う地理的な感覚なども問えるので、理科1科目でも受験生の総合力を見られる入試になると考えています」。ですから理科好きに限らず、国語や社会が得意な子も受けてみてはいかがでしょうか。同校では12月まで説明会を実施しています。120年の歴史を誇る東京農業大学が看板に掲げる「実学教育」に触れるチャンスはまだまだあるので、学校へ足を運んでみませんか。
入試に“想い”を込めました!ぜひチャレンジしてください。
■第1回【総合理科入試】
試験日/1月10日(金) 午前
試験会場/大宮・川越
■第2回【2科・4科】
試験日/1月10日(金) 午後
試験会場/大宮・川越
■第3回【2科・4科】
試験日/1月11日(土) 午前
試験会場/本校(東松山)
■第4回【2科・4科】
試験日/1月13日(月・祝) 午前
試験会場/大宮・本校(東松山)
2014年度入試のポイント
★1月10日(金)は午前と午後に入試を実施
★大宮・川越でも受験できます
★本校会場では当日の出願もOK
★成績上位者は特待生として迎えます
東京農業大学第三高等学校附属中学校
[学校HP]http://www.nodai-3-h.ed.jp/junior/
〒355-0005 埼玉県東松山市大字松山1400-1
☎ 0493-24-4611
最寄駅/スクールバス:西武新宿線「本川越駅」、東武東上線「東松山駅」、JR湘南新宿ライン(高崎線)「上尾駅」「鴻巣駅」、JR湘南新宿ライン(高崎線)・秩父鉄道「熊谷駅」ほかからあり。