私学探検隊

地方から世界を学ぶ新たな形の“国際教育”「私たち、国内GLPツアーに参加しました!」

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「世界を舞台に、世界に信頼される人間」の育成を教育理念に、創立以来、国際交流プログラムを柱とする「国際交流教育」に力を入れてきた山手学院。さらに昨年から新たな国際教育となるGLPをスタート。今回はこの夏「国内GLPツアー」に参加した3人の中3生にそれぞれ体験して得たことを聞いてみました

山手のGLP
G=グローバル
L=リーダー
P=プログラム

【徳島県上勝町】循環型まちづくりのしくみを考える
市川颯くん(中3)
徳島県の小さな山間の町、上勝町は「ゼロウェイスト」をスローガンに、ゴミの分別やリサイクルに力を入れています。このツアーに参加する前は「本当にそんなことができるの?」と半信半疑でしたが、実際に地域の方々のお話を聞き、ゴミの分別や廃棄物の処理現場を見学させていただくと、「ここまで徹底してやっているなんてすごい!」と、その意識の高さに驚きました。2泊3日の短い旅でしたが、クラスが違う子ともすぐに仲良くなれて楽しく過ごしました。宿からコンビニまで20kmも離れているような田舎町でしたが、自然がとてもきれいで感動しました。

【福井県鯖江市】ジェンダー平等について考える
松本奈々花さん(中3)
ツアーに参加する前は「ジェンダー平等について考えるのに、なぜ福井県なの?」と思っていました。実は福井県は女性就業率・労働力率・共働き率が全国で1位なんだそうです。こうした背景もあって、鯖江市にはSDGsについて考える「さばえSDGs推進センター」や男女共同参画社会の実現を目指す「夢みらい館・さばえ」などの施設があります。ツアーではこうした場所に訪れながら、いろいろな方のお話を聞きました。いつもと違う場所に行くことで、新たな視点を持つことができたように感じます。関心がある人はぜひ参加してみてくださいね。

【沖縄県国頭村】やんばる地域の課題について考える
谷垣玲さん(中3)
沖縄に行ってみたくて、このツアーを選びました。沖縄のやんばる地区には、古くから買い物や住人たちの交流の場として共同売店があります。ところが近年、高齢化で存続の危機に直面しています。沖縄の文化である共同売店をなんとか残すことはできないだろうか? 滞在中は2日間、共同売店で過ごし、どうすれば町の人以外のお客さんを呼び込めるかアイデアを出し合いました。5泊6日の長めのプログラムでしたが、毎日が楽しくてあっという間でした。国内GLPツアーは高1も参加できるので、来年は別のツアーにも参加してみたいです。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

山手学院中学校
[学校HP]https://www.yamate-gakuin.ac.jp/
〒247-0013 横浜市栄区上郷町460 番地 Tel.045-891-2111(代表)
最寄駅/
JR根岸線「港南台駅」徒歩12分。横浜市営バス「横浜女子短期大学前」。神奈川中央交通バス「山手学院入口」。

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