私学探検隊

励まし合いながら成長できる、あたたかい校風が成長の鍵

左から、高橋璃々さん、網谷綾乃さん、福田悠人さん、西村風音さん

左から、高橋璃々さん、網谷綾乃さん、福田悠人さん、西村風音さん

企業から高く評価されている桜美林の「対人力」と「行動力」
日経の独自調査による「企業の人事担当者から見た大学イメージ調査」総合ランキングで、桜美林大学が全国の私大で第6位(全体では37位)にランクイン。「対人力」と「行動力」で特に高い評価(どちらも全国の私大で第2位)を受けていることがわかりました。
その結果は「自分を愛するように隣人を愛する」というキリスト教の教えと、スクールモットーである「学而事人(学ぶ目的は人や社会のために役立てることにある)」が学園全体に浸透していることを示しています。
では、生徒や卒業生はどのように感じているのでしょうか。「校風がいいと聞いて入学した」という西村風音さん(中3)は、「相手を思いやるやさしさにあふれている学校。キリスト教が大きいかもしれない」と言います。「礼拝ノートが自分と向き合う機会になり、思いを言葉にすることによって、自分自身も行動できています」
好きな車から幸せな社会づくりに参画したい、という夢をもつ福田悠人さん(中3)は、同校が第一志望ではなかったものの「すぐに学校生活に馴染み、毎日が充実している」と言います。その理由は勉強や部活動にともに励む仲間ができたから。学業で学年トップクラスの西村さんも良い刺激を与えてくれる一人です。「自分も頑張ろう、と思える仲間と出会い、努力が結果に結びつくことによって自信がついてきました」

友好関係がさらに深まる、広がる環境がここにある
今春、同校を卒業した高橋璃々さん(大1)は、6年間、勉強と部活動を頑張ってきたという自負があります。それを支えてくれたのが、桜美林で出会い、支え合ったり相談し合ったりしながら切磋琢磨した友だちでした。「『今日は何時まで勉強しようね』などという約束が励みになって、勉強を積み重ねていくことができました」。中1から率先して学級委員を務め、中3次にはクラスの仲間を巻き込んで体育祭や合唱コンクールで優勝。希望制の韓国語を履修し、韓国海外研修にも参加して視野を広げました。高校では身体表現で人を勇気づけるチアリーディング部で活動。まさしく「対人力」と「行動力」を磨いた6年間でした。
その高橋さんと中3次はクラスメイトだった網谷綾乃さん(大1)は、ともにクラスの中心にいたものの、燃焼しきれていない自分を感じていました。「高校進学を機に刺激を求めて高入生(高校受験を経て入学した生徒)と積極的にかかわると、学力、人柄、向上心…、自分にないものを持っている人たちばかりで、勉強も部活動もおもしろくなりました。このままではまずいと思ったのです。高2以降は男子が大半の理系クラスで学び、視野が広がりました」。エネルギー溢れる網谷さんが本領を発揮し部活動でも進路でも自己実現ができたのは「自分も努力できるんだ、という手応えが大きかった」と言います。「看護の勉強は大変ですが、桜美林で培った集中力や学ぶ姿勢、やればできるという自信を支えに頑張っています」
感じ方や受け取り方はそれぞれですが、一人ひとりの成長に同校が大切にする精神がかかわっていることは間違いありません。仲間と励まし合いながら成長できる、あたたかい校風がどのようなものかを、まずは学校説明会に足を運んで感じ取ってみませんか。

高橋璃々さん
一時も無駄にしないで、成長できた6年間に感謝

私は、高2次に中央大学経済学部の学生と授業を3か月間受講する高大連携プログラム(コロナ禍によりオンラインで実施)に参加し、経済学に興味を持ちました。高3になって一般受験から指定校推薦に変えたことから、もう少し頑張っていれば…、と悔いを残した時期もありましたが、大学に入学後、企業のミッションにグループで取り組みプレゼンする授業で企業賞を受賞。対象の企業だった航空会社に興味を持って、キャビンアテンダントを目指そうかと思案中です。その時その時を無駄にしないで過ごしてきたことが、今につながっていて、支えてくださった先生方に感謝しています。(中央大学経済学部在学中/中学ではソフトテニス部、高校ではチアリーディング部で活動)

網谷綾乃さん
自分を理解できたことがなによりの幸せ

幼い頃、病弱で、入院生活を支えてくれた看護師さんに憧れていました。とはいえ、職業にする、という勇気をもてないまま高校生になりました。兄の影響で中学受験し、中学校生活を楽しんではいたものの、なんとなく過ごしていたので、もし高入生がいない学校だったら、今の私ではなかったと思います。自分でスイッチを入れなければ走れないということ。ただ、走り出せば人よりも大きなエネルギーを注げるということを、高校の部活動と大学受験を通して知ることができたのは収穫でした。学ぶ習慣にしても集中力にしても、中学時代からの積み重ねが大切であることを今になって実感しています。(慈恵医科大学医学部看護学科在学中/中高を通してバスケットボール部で活動)

福田悠人さん
恵まれた環境を生かして、今やれることを逃さずにやる

幼中高大が1つのキャンパスにある桜美林は施設が充実しています。部活動の数も多く、いろいろなことができます。ソフトテニスは未経験でしたが、仮入部すると顧問の先生が挨拶、礼儀などテニス以外のことも厳しく指導してくれて、将来に役に立つと思いました。僕は車好きな親戚の影響で車の開発に興味を持っています。車離れが進んでいるので、将来は開発者になって魅力的な車を作り、車を使う幸せな生活を届けたいと思っています。その夢をかなえるために、桜美林の恵まれた環境を存分に生かして、今やれることを逃さずにやっていきたいと思っています。

西村風音さん
高校でも文武両道を貫き、自分らしい道を拓きたい

僕は目の前のことに精一杯で、まだ将来のことは考えていません。何かの第一発見者になりたい、という希望だけです。だから今は、苦手科目をなくすことに力を入れています。僕も友だちの存在が大きく、切磋琢磨することによって成績が上がりました。みんなが勉強していることによって自分もやらなきゃという気持ちになり、集中力が高まるのです。部活動も頑張りました。『ハイキュー!!』の影響でバレーボールをやりたかったのですが、中学にはなかったのでソフトテニス部で活動しています。高校ではバレーボール部に入部して頑張ろうと思っています。高校でも文武両道を貫いて自分らしい道を拓いていきます。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

桜美林中学校
[学校HP]https://www.obirin.ed.jp/
〒194-0294 東京都町田市常盤町3758 Tel.042-797-2668
最寄駅/
JR横浜線「淵野辺駅」徒歩20分。JRなど「町田駅」からバス「桜美林学園前」ほか。スクールバス:京王線・小田急線・多摩都市モノレール「多摩センター駅」、「淵野辺駅」からあり。

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