社会で夢を実現し貢献するための中高一貫プログラム
一般市民に貿易実務を教えた1918年の城西実務学校設立以来、常に海外を視野に歴史を重ねてきた学校法人城西学園。その伝統を礎に2018年、城西大学附属城西中学校から同高等学校に至る6年間の一貫教育として発足したのが「JOSAI future global leader program」です。その全体像と狙いを、入試企画部長の坂本純一先生に伺いました。
オーストラリア研修に向けコミュニケーションを学ぶ
「6年間を3つのステージで捉えていますが、その一つの核が中3の3学期に全員で行くオーストラリア海外研修です。これには“体験を通した学び”を重視する本校の基本姿勢も反映されています。最初のステージとなる中学の1・2年は、この海外研修の準備期間です。学力はもちろん“他人とコミュニケーションがとれる”ことを第一に、自らアクションを起こす意識を育てます。そのために、英語だけで生活するイングリッシュキャンプやサマースクールなどの行事を多く用意しています。また興味のある分野について海外と比較して調べ、3年次には英語でプレゼンテーションを行う授業もあり、英会話での表現力も磨きます」。
将来の生き方を見据え進路を選択していく
次のステージは中学3年と高校1年の2年間です。
「中3の海外研修では、語学の授業やホームステイを通して生活・文化の異なる外国人とのコミュニケーションを体験します。義務教育を終えた高1ではこの海外体験を活かし、高校入試で入学した同級生やクラスに在籍する留学生など、生活・文化が異なる仲間との交流を学校生活のなかで実践します。周囲と比較しながら得意、不得意を理解し、自分の軸足を形成する最初のきっかけをつかみます」。
坂本先生は2番目のステージをこう説明した後で、3番目のステージ(高校2年~3年)を次のように語ります。
「2年で文系・理系の選択をします。またニュージーランドへの1学期丸ごとの中期留学や約10か月の長期留学も可能で、将来の生き方を考えた選択を行います。3年は学部系統別クラス(理工・医療・人文・社会)で学びます。全員が同じ方向を目指すので進路指導もより的確になります」。
社会に出て夢を実現し貢献できる人材を育成
中高6年間の一貫プログラムのゴールは「大学を卒業した後で一番叶えたい夢が実現できるよう頑張ることができ、世界のどこでも活躍できるグローバルな人材となる」(坂本先生)ことに置かれます。本プログラムの内容を踏まえ斉藤栄校長に一言いただきました。
「社会に出てからが勝負だと思いますので、本校の6年間で身に付けた資質を役立てながら、10年後、20年後に社会に貢献できる人材を育てていきたいと思っています」。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
城西大学附属城西中学校
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