私学探検隊

清泉女学院は、生徒たちが自発的に取り組む機会を大切にしています。 今回は、よりよいものを作り上げようという熱意と創意を積み上げてきた、伝統と実績のある3つの部活を紹介します。

音楽部
表現力には自信があります!

清泉女学院の音楽部は、中高合わせて80名以上の部員がいる大きなクラブです。対外活動がさかんで、全日本合唱コンクールでは全国大会の常連校、海外の国際コンクールでは総合グランプリを受賞しています!また、地域の合唱祭やチャリティコンサートにも参加し、OG団体La Pura Fuenteと共に多くの舞台で活躍しています。そんな音楽部が目指すのは「清泉サウンド」。凛とした透明感のある、あたたかな歌声を届けられるよう、日々練習に励んでいます。
また、音楽部は演技もダンスもするマルチな部活。毎年春に上演するミュージカル(昨年度は「1789」と「サウンドオブミュージック」に挑戦しました)は、脚本や大道具、衣装まで自分たちで手掛けています。
ほとんどが合唱初心者ですが、丁寧なボイストレーニングを通して表現力をつけ、入部1年後には人前で自分を表現するのが上手になっています。学年を越えた関わりが深いので、礼儀やリーダーシップも身につきます。合唱やミュージカルが好きな方はぜひ一度、清泉の音楽部の公演にいらしてください!(音楽部部員)

管弦楽部

管弦楽部は中高合わせておよそ100名の部員で活動しています。先日4月21日には31回目の定期演奏会を行い、たくさんのお客さまにご来場いただきました。演奏会を終えた生徒たちの表情は充実感に満ち溢れていました。
この演奏会に向けて、生徒たちは3か月前から準備を始めました。曲決めから始まり、どんなプログラムにするか、また練習日程や練習メニューも自分たちで話し合いながら進めていきました。途中うまくいかないことや、部員同士で考えがすれ違うこともしばしば。大変なこともありましたが、そんな経験を乗り越えたからこそ、心の通じ合ったよりよい演奏ができたのだと思います。
定期演奏会以外にも、清泉祭での公演、老人ホームや病院での訪問演奏、オーケストラフェスタでの演奏などを行っています。どんな場においても、聴いている方々に喜んでいただける演奏を目指してこれからも活動していきます。(管弦楽部顧問)

演劇部

リハーサルにも熱が入ります!

リハーサルにも熱が入ります!

「あめんぼあかいなあいうえお!」
朝、自主練習の声が校内に響き渡ります。演劇部は、一九五二年創部、六十年以上の伝統を持つクラブです。昭和三十四年の第一回湘南地区高校演劇発表会に出場、最優秀賞を受賞して以来、数多くの賞を受賞してきました。平成二十二年には関東大会で最優秀賞・文部科学大臣賞をいただき、全国大会出場を果たしました。昨年度は、地区発表会で「ねえねえ、お姉ちゃん」を上演、生徒創作とは思えないクオリティーの作品に仕上がり、優秀賞を受賞しました。また、三月の音楽部との合同公演では、これも生徒創作の「暁のアイリス」を上演し、大好評でした。これらは皆、伝統の力と、現状では満足しない、部員の意識の高さの表れでしょう。
清泉祭・高校演劇発表会では、中高生の等身大の姿や、人間の本質的問題に切り込むような劇を、公演では、「宝塚!」と言われるような華やかな劇を上演しています。ぜひご観覧ください!(演劇部顧問)

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

清泉女学院中学校
[学校HP]http://www.seisen-h.ed.jp/
〒247-0074 神奈川県鎌倉市城廻200
Tel.0467-46-3171

最寄駅/
JR東海道線 横須賀線 京浜東北線 湘南新宿ライン「大船駅」からバス5分。

この学校の詳細情報を見る