私学探検隊

130年続く伝統と人間力を高める教育に さらに新たな取り組みで新時代のリーダーを育成

創立当時から受け継ぐ時代の求めに応じたリーダーの育成

成城中学校は1885年に「文武講習館」として創立し、2015年の1月15日に創立130周年を迎えました。
当初の校名にあるように、文武両道の教育方針が今日まで受け継がれ、校章「三光星」が象徴する「知・仁・勇」を備えた男子の育成を目標としています。
さらに「自学自習」「質実剛健」「敬愛親和」「自治自律」の四校訓がその実現のための行動指針として継承され、創立以来、同校の教育は時代の求めに応じた人間力の高いリーダーの育成を目指しています。
ここで言うリーダーとは、単に組織の長というわけではなく、直面する様々な課題に果敢に挑戦し解決していく人物を指しています。

「自学自習」を軸とした学習指導
中学入学後の学習では、「教わる」姿勢を脱して「自ら学ぶ」姿勢に転換していくという観点から、校訓や校歌にうたわれる「自学自習」の確立を目指します。職員室には質問コーナーがあり、同フロアにはチューター常駐で朝7時半から夜7時まで利用できる「自修館」(自習室)があります。このように、教員と生徒のコミュニケーション・対話を大切にしながら自学自習の習慣を作るのが、同校の大きな特徴といえます。
「文武両道」による人間力育成を目指す
同校では「特進コース」などのレベル別のコース分けは行っておらず、進路希望に合わせたコースが敷かれています。これは、「男子の実力は教科の学力だけでは測りきれない」ということと、建学の精神「文武両道」を、みな等しく実践してほしいという願いからです。90年以上続く「臨海学校」では、高2の補助員がリーダーシップを発揮して中1の面倒をみる場面があり、高2生は中1生にとっての良きロールモデルとなり、中1生はその姿に憧れます。このような上下の関係はクラブや学校全体の行事において効果を発揮します。勉強だけではなく、行事・クラブも大事にして、文武両道で人間力を育んでいる同校です。
自己実現を促すキャリア教育「エンパワーメント・プログラム」

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同校では、夏期休業中にカリフォルニア大学の学生を招き、成城生5名に大学生1名のチームを編制し、5日間、1日6時間の校内研修を行います。
この「エンパワーメント・プログラム」では、議論・企画・発表すべてを英語で行い、様々なテーマについて話し合います。こうした議論を積み重ねることで、自ら課題を発見し解決策を考え、多様な文化を持つ人々と協働しながら、物怖じせず自分の意見を論理的に表明する力を養っていきます。それによって、スケールの大きなグローバル人材が育成されていくのです。
大学入学後にすぐ海外で活躍する生徒も現れ、また近年は在学中に留学をする生徒も増えてきました。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

成城中学校
[学校HP]http://www.seijogakko.ed.jp/
〒162-8670 東京都新宿区原町3-87
Tel.03-3341-6141

最寄駅/
都営大江戸線「牛込柳町駅」徒歩1分

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