2017年4月1日、鎌倉生涯学習センターホールで行われた「北鎌倉女子学園ダンス部メモリアル公演～つづけダンスへの道～」。この公演は、在校生と卒業生、および卒業生の縁で結ばれたダンサーが参加し、盛大に行われました。最終演目の題名は「つながり今ここに…」。まさに、この公演を象徴する北鎌倉女子学園伝統のダンスです。スタンバイするメンバーには涙ぐむ人もいました。
彼女たちの涙は、これの1つ前に行われた演目に捧げられたものでした。その演目とは―。ステージにスクリーンが下ろされ、ダンス部の歴史を物語る映像が流れる中、顧問として40年以上にわたりダンス部を牽引し、3月末で定年退職した山森雅子先生が1人、舞台上に現れました。スクリーンの映像に引き寄せられるように身体を動かし、積年の思いをこめた舞。プログラムにはない、題名もない、恩師のサプライズの舞は、部員にも秘密にされていたそうです。
こらえた涙を踊りに変え、「つながり今ここに…」は、メンバー全員が吸い寄せられるように舞台前方に集まり、遠くを見上げ、微笑を浮かべて締めくくられました。その中でも、メンバーを導くようにして中央に立ったのが、山森先生の後を継ぐ青木佐知子先生。北鎌倉女子学園の数学科教員で、ダンス部の卒業生でもあります。
「これからもダンス部が大事にしてきたものやつながりを忘れずに活動していきます」と、青木先生。ダンスが育んだ「つながり」を示す、感動的な公演でした。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

北鎌倉女子学園中学校
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