私学探検隊

タイプに合わせた「クラス」と自己管理ノートが、学力伸長のポイント!~2つのクラスの特徴と、2016年度入試~

2015年春には、東大現役合格を輩出した大宮開成中学校。その原動力は「入学段階から自分の特性、学習スタイルに合わせたクラスで学習が出来る」という点にあります。今回はその取り組みについて教頭の松﨑慶喜先生にお話を伺いました。

「英数特科クラス」と「特別進学クラス」の魅力と、クラスを支える「自己管理ノート」

自己管理ノート

多くの生徒がアンケートで「計画が立てられるようになった」と回答

【英数特科クラス】
『英数特科クラス』は高いレベルの授業と徹底したフォロー体制という大宮開成の基本スタイルに加えて、より発展的な内容を学ぶクラスです。「『もっと深く知りたい!』『教科書以上のことをより深く知りたい』という気持ちを持ったお子さんに適したクラスがこの英数特科クラスになります。」(松﨑先生)
【特別進学クラス】
『特別進学クラス』は高いレベルの授業に加え、月曜から金曜まで毎日、5教科を対象としたサポートの時間を設定。「まずは基本的な勉強法、予習→授業→復習というサイクルを徹底的に身につけさせます。中学受験を経験しても、このサイクルを身につけている生徒は多くありません。この黄金のサイクルを自分のものにすることが、学力向上につながるのです。」(松﨑先生)

さらにこの2つのクラスを支える取り組みとして、今年度より導入したのが「自己管理ノート」です。これは中学1年~高校2年生までが使用するもので、中1・2は「Pride(連絡帳、学習記録が中心)」、中3からは「Foresight(連絡帳、学習記録、目標管理、振り返りを記入)」という名称のノートになります。
「このノートの特徴は、学習の記録を管理できるだけでなく、自分自身の目標を考えて意識できる点です。目標管理は中3から行いますが、3年後・1年後になりたい自分をイメージし、そこから1か月、1週間の計画をノートに記入していきます。正直、中3で3年後をイメージするのは難しいことですが、自分と向き合い、どのようなことでも記入させることで、生活に対する意識が変わってきます。また目標を立てるだけでなく、都度振り返りができるようになっているのも、このノートの特徴です。これを行うことでPDCAサイクルが自然と身についていきます。」(松﨑先生)

「中学入試」が中学生活のスタート

続いて入試問題の特徴について、お話を伺いました。
「本校の入試では、決して難問奇問は出題しません。受験生のみなさんがこれまで頑張って勉強してきたことが発揮できる問題となっています。また毎年、受験生の考えを聞く『記述問題』を出題しています。これは、入学後も自分の考え・目標を持って成長を続けて欲しいという願いからです。」

11月22日(日)には、実際の問題を用いて入試を体験できる「入試対策会」が開催されます。ぜひこの機会に、大宮開成に足を運んでみてはいかがでしょうか。

2016年度入試Topics

1.特待合格に最も有利な入試:「特待生選抜入試」を1・2月に実施
2.1月中の複数回受験者は、選考において優遇。
3.アップ合格、スライド合格、特別アップ合格(特別進学3回合格で英数特科合格)あり
4.1月中の試験において、受験生全員に成績状況を開示
5.同時出願に限り、受験料の特典あり

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

大宮開成中学校
[学校HP]http://www.omiyakaisei.jp/
〒330-8567 埼玉県さいたま市大宮区堀の内町1-615
☎ 048-641-7161
最寄駅/JRなど「大宮駅」徒歩19分または国際興業バス「天沼町(大宮開成中学・高等学校前)」。登校日朝にはノンストップ直行便あり。