私学探検隊

2028年の新校舎建設でさらに充実 自ら未来を切り拓く ソーシャルアントレプレナーシップ教育

湯浅茂雄校長

湯浅茂雄校長

建学の精神「女性が社会を変える、世界を変える」のもと、「実践」そして「ソーシャルアントレプレナーシップ」を重視した教育を推進する実践女子学園。2028年4月の運用開始を目指す新校舎は、「新しい学びの場」として期待が高まります。

「新しい学びの場」を創る。
生徒とともに進む新校舎建設
本校では、未来のために自ら社会や世界をより良くしようとするマインドを「ソーシャルアントレプレナーシップ」と定義し、生徒が主体となってアクションを起こす教育を行っています。女性への教育が必要とされていなかった時代に本校を創立した校祖・下田歌子こそが、まさにその先駆けでした。

東急建設の設計者から模型解説を受ける生徒たち。

東急建設の設計者から模型解説を受ける生徒たち。ワークショップでアイデアを形に。

現在進んでいる新校舎建設(2028年4月運用開始)は、単に建物を新しくするのではなく、本校の教育理念を具現化する「新しい学びの場の建設」です。建設を手掛ける東急建設の設計者の方々と生徒・教員によるワークショップを複数回行い、生徒の「学校をよく知っているからこその視点」を設計に反映させてきました。「靴を脱いでくつろげる畳スペース」や「外を感じられるテラススペース」、さらには「校歌の音階を取り入れた外観デザイン」など、生徒たちの熱い思いやアイデアが随所に生かされています。さらに、渋谷という立地を生かし、100年に一度と言われる再開発の現場を生徒が視察する機会も設けられました。ホテルや施設を案内していただく中で、建築のコンセプトや働く方々の想いに直に触れる体験は、近年増えている理系や建築分野を目指す生徒にとっても大きな刺激となっています。

工事用の仮囲いを大きなキャンバスに見立て、生徒の手で校内を彩るアート活動。

工事用の仮囲いを大きなキャンバスに見立て、生徒の手で校内を彩るアート活動。

工事中の環境も「プラスの学び」
に変える生徒たちの実践力
長期間に及ぶ工事はどうしても不便を伴いますが、本校の生徒たちはそれを自らの手でプラスの価値へと変えています。殺風景になりがちな工事用の白い仮囲いを大きなキャンバスに見立て、高校の美術選択者が「We are drawing tomorrow」をテーマにアートを描く「仮囲いアートプロジェクト」を展開。特殊なテープを使い、2028年の完成へ向けてストーリーがつながる作品を制作しており、校内を明るく彩っています。
一足制への移行によって生じた昇降口跡の広いスペースも、生徒自身がアイデアを出し合い、作品展示や交流の場へと生まれ変わらせる「空間創出プロジェクト」が進行中です。山崎製パンとのコラボ商品開発(ランチパックプロジェクト)では、開発だけでなく広報や企画など企業の組織にならった役割で生徒が関わるなど、日常生活のあちこちで「自分たちでやってみよう」と一歩を踏み出す動きが広がっています。

近隣の小学校を訪問。

近隣の小学校を訪問。「難民に服を届けるプロジェクト」の協力を呼びかけた。

社会や世界とつながり、自走する力を育む環境
本校の学びは校内にとどまりません。新校舎には、モノづくりとデジタルの技術を備え、企業や地域、大学生など多様な「人」と共創できるオープンな拠点空間(JJFabo)が誕生予定で、慶應義塾大発ベンチャー企業との連携など、すでにプレ運用としての活動も盛り上がりを見せています。
ユネスコスクールとしての自主的な取り組みも活発で、「難民に服を届けるプロジェクト」などを継続的に実施しています。また今年6月の「世界環境デー」には、韓国の協定校である徽慶(フィギョン)女子中・高校と全校生徒がオンラインで交流。意識調査の比較を通してプラスチック削減への協調を確認するなど、グローバルな視点で課題に向き合っています。
さらに、手厚い海外研修サポートに加え、今年度は初の「エストニア・ソーシャルアントレプレナーシップ研修」を実施しました。世界有数のICT・教育先進国で現地の大学や政府関係者、起業家や同世代の学生と深く交流し、「社会や世界のために自分は何ができるか」を自問自答する貴重な経験となっています。
本校の生徒は協働力や発信力、そして何事にも真摯に取り組む姿勢に大変長けています。世界で活躍する先輩や果敢に挑戦する同輩の姿に刺激を受け、「次は私もやってみたい」という自立的な思考と前向きな連鎖が生まれています。多様な大人や世界とつながることで受け身から脱却し、自らのアイデアを形にして社会へ大きく羽ばたいていけるよう、これからも温かく後押ししてまいります。

生徒のアイデアが形になる場所


さまざまな技術と人が集まる「JJFabo」が、新校舎に登場!

さまざまな技術と人が集まる「JJFabo」が、新校舎に登場!

2028年4月に完成する新校舎には、生徒や教員の思いがつまった、さまざまな施設やスペースができます。その1つが「JJFabo」です。
このスペースの特長の一つ目はさまざまな技術が集まっていること。3Dプリンターをはじめとする高性能な機器を、生徒たちは自由に使うことができます。
もう一つの特長が、多様な人が集う場であること。渋谷という立地を生かし、さまざまな企業に勤める社会人、起業家、学生などが集まります。
今までは「アイデアを出す」ことで終わっていた生徒たちも、このスペースでさまざまな人と対話し、技術を駆使することで「アイデアを実際に形にする」ことができるようになります。
現在の校舎でもすでに取り組みが始まっており、すでに多くの生徒が利用登録を行っています。「JJFabo」からどんなものが形になるのか、楽しみです。

山崎製パンとの共同開発 実践女子オリジナルランチパック


山崎製パンとの共同開発山崎製パン株式会社との共同開発による「実践女子オリジナルランチパック」。2023年度から続くこのプロジェクトも、今年で4年目を迎えました。
今年度も開発チームは、山崎製パン武蔵野工場を訪れ、パンの製造工程や品質へのこだわり、おいしさを生み出す工夫について学びました。さらに毎週のように、山崎製パンやJJF(父親の会)の皆さんと会議を重ね、商品開発だけでなく、マーケティングや商品の魅力を伝える方法についても学びながら、アイデアを形にしていきました。また、発足2年目となる広報チームもSNS発信やPR活動に一丸となって取り組んでいます。
そして完成した第4弾は、白玉風団子とあんマーガリンをサンドした「白玉のをとめ」。その名には、生徒が内面を磨き、清く美しく輝いてほしいという学園の願いが込められています。実践女子学園らしさを大切にしながら、生徒たちが思いを込めて開発した一品です。
商品は「ときわ祭」で先行販売の後、10月からは関東エリアの一部スーパーなどでも一般販売されます。ぜひご賞味ください!


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

実践女子学園中学校
[学校HP]https://hs.jissen.ac.jp
〒150-0011 東京都渋谷区東1-1-11 Tel.03-3409-1771
最寄駅/
JRなど「渋谷駅」徒歩8分。メトロ銀座線千代田線 半蔵門線「表参道駅」徒歩12分。
「渋谷駅」から都営バス「国学院大学前」。

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