コミュニケーションと相互尊重の大切さを学ぶ プロジェクト・アドベンチャー研修
自分を知り、仲間を信じて
クラスが一つになる!
聖園女学院では、「一人の存在は必ず一つの貴い使命を持っている。一人ひとりを大切に・・・」という創立者の言葉を受け継ぎ、生徒一人ひとりの個性を伸ばすことと、個性を理解することで育まれる他者尊重の心を大切にしています。その最初の一歩となる校内研修が、入学してから間もない中1生を対象に行われる「プロジェクトアドベンチャー研修(以下、PA研修)」です。同研修は、Project Adventure国際公認認定トレーナーである難波克己先生の指導のもと、自分を知り、他者を理解し、様々なアクティビティに挑戦しながら、相互尊重の大切さや人間関係の築き方を体で体験します。テーマは「フルバリュークラスを目指して!」。

クラス全員でロープを握って輪を作り、座って、立ち上がる。一人ひとりの心が入っていないと成立しないアクティビティです。
まず、仲間と一緒にアクティビティに挑戦。生徒同士が手をつないでバランスをとる、というアクティビティは、2人組からスタートし、徐々に人数を増やし、最後はクラス全員で行います。体力も性格も違う者同士、人数が多くなればなるほど、バランスをとるのが難しくなりますが、生徒たちは自らアイデアを出し合い、力加減を調整しながら何度もトライ。成功したときは、歓喜の声が響きました。
後半のプログラムは、「ビーイング」に取り組みます。各自が自分の手のひらを紙になぞり、手形の中に大切にしていきたいことを書き込み、友だちと共有し合い、クラスのスローガンを作りました。自分たちが決めた目標に対して、責任を持って生活し、互いに尊重し合うことができる環境を作っていきます。

クラスが一つになって大きなボールを運んでいく。全員が一度はボールに触れる、途中で落としたら最初から行うなどのルールがあります。
ありのままの自分でいい
その安心感が挑戦心を生む
PA研修は中2の4月にも実施されます。同校では6年間毎年クラス替えを行っています。初めてのクラス替えから約1カ月。学校生活には慣れてきたものの、人間関係の構築に戸惑いが多いのが、中2生です。中2のPA研修は、「一人ひとりの力が学級を育てる」をテーマに、より個性を大切にしたアプローチをしてきます。
「アドベンチャーというと、日本では冒険と訳され、危険を伴うイメージがありますが、難波先生のお話によると、ラテン語由来で『到来する』『迎える』という意味があり、『新しい自分を迎える』と捉えています。PA研修では、様々なワークやアクティビティを通じて、自分を知り、仲間を知り、仲間と協力し合いながら新しい自分に出会うことができます。この研修を始めて15年目となりますが、毎年生徒たちの変化や成長を感じます。中1・中2の学年のスタートにこの研修を行うことで、生徒たちは「ありのままの自分」を受け入れてくれる環境がここにあると感じます。『この安心感こそがチャレンジする心を生み出す』、そう信じて、生徒一人ひとりの成長を見守っています」(鹿野直美教頭)。

それぞれの得意なこと、苦手なことを周りに知ってもらい、クラスの仲間と助け合う。この安心感が10代には必要。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
聖園女学院中学校
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