私学探検隊

中3の探究は自分でテーマを決め、取り組む

探究論文集「自問自答」

探究論文集「自問自答」。図書館入り口に置かれている

「沼の教室」で
探究の基礎を学ぶ
自ら学び、問い続ける力「探究」を中心に据えた教育「自問自答プログラム」を行っている二松学舎大学附属柏。中1では地元・手賀沼の自然や歴史について調べる「沼の教室」からスタート。また、中2では京都をテーマにした「古都の教室」を行います。中1では探究の方向性や調査方法などの基礎を学び、中2はその応用という位置づけになります。そして中3では一人ひとり自らテーマを決めます。中1、中2でのテーマをより深化させるもよし、新しいテーマに取り組むもよし、中3の探究は中学生の探究の集大成に。そして、1年間かけて取り組んだことはポスターセッションと論文集にまとめます。広報担当の平田先生は、「探究は他者との関わりで学びます。他者と学び合うことで新しい基軸や新たな問いが出てきて、それが新たな学び、探究へとつながっていくのです」と言います。

一人で取り組む生徒や
グループで取り組む生徒も
9月の文化祭での中間発表に向け、自分たちの探究に挑む5名にお話を伺いました。
まず個人で取り組んでいるH・Uさんのテーマは「手賀沼の自然について」。中1の探究をさらに深化させ、「手賀沼におけるカワウの影響について調べています」とのこと。カワウは大量の糞をします。この糞が手賀沼に与える影響について興味を持ったH・Uさんは「植物や光合成、水質汚染などについても調べていて、大量のカワウが手賀沼にやってきた場合、どのような影響を受けるかについて調べています」と教えてくれました。

H・Uさん

H・Uさんは、手賀沼で見つけた建物の上にいるアオサギの写真がお気に入り(次写真)。

手賀沼のバードウォッチングメモ

手賀沼のバードウォッチングメモ

続いて「プラスチックに電気は流れるか?」について調べているE・Tさん。「もともと理科が好きで、このテーマにしました。電気を通す物質を生成したり、実際にプラスチックにその物質を流し、電気を通すかどうかという実験をします」(E・Tさん)。実験は夏休みに。指導をしてくれる担当の先生と二人で行う予定です。

E・Tさん

E・Tさん

「ピロール溶液からポリピロールの生成」の実験の手順を示したノート(

「ピロール溶液からポリピロールの生成」の実験の手順を示したノート

最後は「環境に配慮したデザイン性のある車」づくりに挑むF・KさんとH・Mさん、Y・Cさんの3名。「『環境に配慮しつつ車にロマンを感じたい』という思いからこのテーマにしました」(F・Kさん)、「私は高級車と普通車の比較がしたくて『車』をテーマに選びました」(H・Mさん)、「特にエンジンに興味を持っていました」(Y・Cさん)という3人が先生のアドバイスにより同じグループとして取り組むことに。「車に興味がない人にも理解してもらえるような発表にしたい」(F・Kさん)と希望を語ってくれました。
みなさん各々の課題に多面的に取り組んでいます。9月の中間発表に注目です。

左からY・Cさん、F・Kさん、H・Mさん。チームワークも抜群な三人組。

左からY・Cさん、F・Kさん、H・Mさん。チームワークも抜群な三人組。

夏休みの課題として出されたプリント

夏休みの課題として出されたプリントに、9月の中間発表に向けての準備やプレゼンのポイントなどを書き出している


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

二松学舎大学附属柏中学校
[学校HP]https://nishogakusha-kashiwa.ed.jp/jh/
〒277-0902 千葉県柏市大井2590 Tel.04-7191-3180
最寄駅/
JR・東武線「柏駅」から東武バス「大井」徒歩15分。スクールバス:「柏駅」、東武線「新柏駅」、JR「我孫子駅」から15分、「北総ルート」「新鎌ヶ谷ルート」50分。

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