私学探検隊

英語圏以外の国や地域とも積極的に交流し、 多彩な言語や文化に触れるグローバル教育

相手を尊重し、受け入れる力、
自分の考えを伝える力を育成

国多ボードの前で。左から塩尻章博先生、アナ・クリスチャン先生。アナ先生はイギリス出身のベネズエラ人

森村学園中等部・高等部では、国際関連プログラムを一括して企画・運営する「国際交流・多言語教育センター」(通称・国多センター)が中心となってグローバル教育を推進しています。今回は国多センター長の塩尻章博先生(保健体育科)と、アナ・クリスチャン先生(英語科)にお話を伺いました。

「本校のグローバル教育は創立者・森村市左衛門が掲げた建学の精神『独立自営』のもと、『世界に伍す若者』の育成を目指しています。海外体験や語学習得そのものがゴールではなく、体験を通した主体的な学びを重視。文化、宗教、生活習慣の違いを否定せず、相手を尊重し、受け入れる力を育成します。また、英語圏だけでなく、英語を母国語としない地域の生徒とも積極的に交流しています」と塩尻先生。英語、スペイン語、日本語の3か国語を話すというアナ先生は、「英語を母国語としない国との交流は、生徒同士がより積極的に英語でのコミュニケーションに挑戦するきっかけになる」と話します。

今年1月には中南米の
日系高校生20人が来校

昨年1月に来校した中南米の日系高校生たち

同校では毎年海外から留学生を受け入れているほか、1年を通じて、さまざまな国々の中高生と交流しています。今年1月にはJICAのプログラムに参加し、中南米12か国から来日した日系高校生20名を研修生として受け入れました。「2泊3日の日程で、生徒の家庭にホームステイ。中3から高2の生徒がバディとなり、一緒に各クラスで授業を受け、カフェテリアで昼食をとり、部活動にも参加してもらいました。また、日本舞踊、茶道、華道体験を通して日本文化について学びながら本校の生徒と交流を深めました」(塩尻先生) 今年6月末にはタイから10人の高校生と6人の教員が来校予定です。担当するアナ先生は、「グローバル・スクール・アライアンスという世界中の教育機関が交流するためのプラットホームに登録したことがきっかけで、タイの学校と交流することになりました。昨年からオンライン交流が始まり、英語でお互いの文化を紹介したり、言葉を教え合ったりしています」と話してくれました。

将来的には姉妹校締結や
交換留学の多様化も

塩尻先生はJICA海外協力隊員としてパラグアイで陸上競技を指導したり、群馬県太田市でバイリンガル教員として勤務したりと異色の経歴の持ち主です。国多センターは、ほかにも中華学校で教えた経験のある先生など、「英語圏だけに偏らない」バックグラウンドを持つ教員がメンバーとなっています。「校内の廊下にある『国多ボード』のコーナーやMicrosoft Teamsを活用し、国際交流イベントや海外研修など、多彩な情報を発信しています。今後は国際交流を点で終わらせずに線でつなげて学びの輪を広げていきたい。将来的には受け入れだけでなく本校の生徒を派遣し、姉妹校締結や交換留学の多様化へと発展させていきたいと考えています」(塩尻先生)

 ※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

森村学園中等部
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