私学探検隊

1学年1クラス。武相中学校の3年間で育まれる仲間意識と主体性

少人数制ならではの教育環境

 武相中学校は、1学年1クラスの男子校です。「少人数制なので、一人ひとりの小さな変化もよくわかります」そう話すのは、中学校主任の黒須淳先生。3学年の人数は73人。「学年担任や教科担当の先生が、日頃から話し合っているため、担任以外の生徒も把握しています。その上で、それぞれに応じた課題や目標を設定し、“できた”という自信を積み重ねていくことで、成長を支えています」と黒須先生。また、先生と生徒だけでなく、生徒同士の交流も盛んです。各学期に一度はあるという校外学習の多くが3学年合同で行われるため、同級生だけではなく、上級生と下級生も自然に関わる機会になっています。少人数制、男子だけという武相中学校の3年間を各学年担任の先生にも伺ってみました。

「一人ひとりの小さな変化も見逃しません」と話す黒須淳先生

一人ひとりの成長を支える3年間

 中学1年の担任、山㟢一真先生は、「それぞれが個性を出し合い、認め合える環境を作っていきたい」と話します。入学直後は、緊張した表情を見せる新入生も多いそうです。長野でのオリエンテーションでは、校歌や独自体操、協働活動を通じて、同級生や先生との距離を縮めていきます。授業では、小テストも初歩的な問題から出すようにしているそうです。「“できた”という感覚を持てると、表情も変わってきます」と山㟢先生。自信がつくことで、自分から発言する姿も見られるようになるからです。

左から黒須先生、山㟢先生、佐藤先生、長嶺先生。先生方のチームワークで生徒を支える。

 中学2年になると、クラス内の関係性にも変化が見えてくるといいます。担任の佐藤葉月先生は、「全員が仲良しという感覚に近いかもしれません」と話します。教室横のリフレッシュルームでは、一緒にくつろいでいる姿をよく見るとか。また、3学年合同のスキー実習では、「最初は滑れなかった子が、最終日にはしっかり滑れるようになっていることもあります」と佐藤先生。そうした経験が、新たな自信にもなっているようです。

挑戦が成長につながるスキー実習

 そして3年生。担任の長嶺文哉先生によると、生徒たちはすっかり学校に馴染んでいる一方、将来についても考える時期を迎えます。武相高校には特進、進学、体育、総合といったコースがあり、それぞれが自分に合った道を選んでいくそうです。6月と11月には三者面談を実施。「進路は私たちが決めるものではありません。自分で考え、そのために何が必要かも見定められるよう、背中を押しています」と長嶺先生。
 武相中学校では、3年間を通じて、小さな変化を見守りながら、一人ひとりの成長を支えていきます。

自分らしく成長し、次の進路へ

武相中学校は、1学年1クラスの少人数制だからこそ、一人ひとりに合わせた対応を行いやすい環境です。先生同士、生徒同士、そして先生と生徒の距離が近く、学校全体に自然な一体感が生まれています。学習面では、成功体験を積み重ねながら、基礎からしっかりと学んでいきます。さらに、3学年合同の行事では、同級生だけでなく、先輩や後輩と支え合う場面も多くあります。そうした環境の中で、行動力も育まれます。武相中学校で培った基礎や経験を土台に、生徒たちは高校でも、さらに成長を重ねていきます。

1学年1クラス。お互いの表情が見える教室。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

 

武相中学校
[学校HP]https://buso.ac.jp
〒222-0023 神奈川県横浜市港北区仲手原2-34-1 Tel.045-401-9042
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