私学探検隊

活動を通して思いやりをかたちにする中学調理部と探究的に取り組む高校食物研究部は週2日活動。オープンスクールや文化祭などの行事でも活躍しています。

左から中学調理部部長のH.S.さん、副部長のY.K.さん

左から中学調理部部長のH.S.さん、副部長のY.K.さん

生徒自身の思いやりをかたちに
東京家政大学附属女子中学校の調理部と同高等学校の食物研究部は、ともに家政大学附属という同校の特色や環境を生かした伝統的なクラブです。今回は調理部と食物研究部の生徒と顧問の先生にお話を伺いました。
調理部は、毎年3学年で40人前後の生徒が在籍。週2日、基本の調理やお菓子作りなどを行うほか、思いやりをかたちにして伝えることを大切に、活動しています。部長のH・Sさんは「私は受験生の時に当時の先輩から手作りのクッキーと温かい励ましの言葉をいただいたことが強く心に残っており、その経験から私も調理部に入りたいと思い、この学校を受験しました」と教えてくれました。副部長のY・Kさんは「受験に向けて不安な気持ちを少しでも和らげてあげたいという思いで、クッキー作りに臨んでいます」と話します。

学校説明会に手作りクッキーを配布

学校説明会に手作りクッキーを配布

取材日は高校への進学にプレゼントする「チョコスモアクッキー」を制作。できあがったクッキーは一人ひとりに宛てた色紙とともに手渡されました。顧問の鮫島奈津子先生は、「こうしたイベントは生徒が主体となり計画し、内容を考えながらつくりあげています。先輩、後輩、仲間に対しての思いやりや、一緒に考え努力する姿勢など、「愛情・勤勉・聡明」の生活信条を大切にしながら活動しています」と話してくれました。

左から高校調理部のM.I.さん(会計)、A.Y.さん(部長)、S.S.さん(会計)

左から高校調理部のM.I.さん(会計)、A.Y.さん(部長)、S.S.さん(会計)

活動を通して発揮される
探究の姿勢
一方、高校の食物研究部は探究・研究の要素を強め、より専門的な活動を行います。家政大学の附属ならではの専門性を学んで、自己実現を果たす卒業生も多く、入部希望者も多い人気の部です。「毎年恒例になっているイベントとしては、『米粉』のクッキーコンテストがあります。小麦粉とは違った特性で、配分など工夫が必要な中で、生徒たちは試行錯誤しながら、オリジナルのレシピを開発します。既存のレシピどおりに調理するだけでなく、探究的に食物に向き合うことを大切に活動しています」と話すのは同校教頭でもある針生貞子先生。部長のA・Yさんは「緑苑祭では高1で焼菓子やマフィン、高2ではパンを作って販売しました。準備期間中は大変でしたが、中学調理部ではできない販売までを担え、達成感を味わえました」と活動の様子を教えてくれました。部では、それぞれが設定したテーマについて研究を進めることも応援しており、年によっては生徒がチームを組んで研究論文を作成し、コンテストに応募することもあるのだそう。思いやりと探究心あふれる生徒たちがいる同校に足を運んでみてはいかがでしょうか。

「米粉」のクッキーコンテスト入賞作品を掲載したレシピ集

「米粉」のクッキーコンテスト入賞作品を掲載したレシピ集


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

東京家政大学附属女子中学校
[学校HP]https://www.tokyo-kasei.ed.jp/
〒173-8602 東京都板橋区加賀1-18-1 Tel.03-3961-0748
最寄駅/
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