英語ミュージカルに挑むE.S.S部は、 部活動を超えた自己探求の場でもあるといいます。 仲間と共に成長してきた高2の3名を取材しました。
生徒が主体となって運営
活気あふれる部活動

インタビューに応じてくれた、現高3の3名。左から、小野木七海さん、部長の長谷川優衣さん、箱崎花怜さん
芸術教育に注力する聖セシリア女子中学校。その柱のひとつが中1・2の必修科目「イングリッシュエクスプレス」です。英語劇を通じて表現力や主体性を育むこの授業で、生徒は英語を「自分を表現する言葉」として使う喜びを体験します。
この授業だけでなくさらに本格的な英語ミュージカルに挑むのがE.S.S部です。演目選定から演出、照明や音響まで生徒主体で作り上げるのが大きな特徴です。
英語劇を通じて見つけた
「新しい自分」
部長の長谷川さんは、昨年度の学園祭で上演した『ウィキッド』が印象深いと語ってくれました。高2メンバーで検討を重ね、友情や偏見の克服という深いテーマを自分たちの等身大の物語として表現することを決意しこの作品を採択。それまで部外の友人に依頼していた照明を自分たちで担当することに挑戦し、主人公が空へ飛ぶシーンで圧倒的な没入感を創出。仲間と一体で舞台を創り上げた経験は大きな達成感につながったといいます。「5月の『グレイテスト・ショーマン』では主役を演じます。夢へひたむきに頑張る姿を通じ、自ら考え行動する背中を後輩に見せたい」と意気込みます。
副部長の箱崎さんは、活動を通じて価値観や生き方を考えるようになったと振り返ります。「役作りの際、プロの演出家であり指導にあたる小口先生から『あなたにとってのグラビティ(重力・自分の重荷となるもの)は何?』といった深い問いを受けることがありました。自分の内面と作品を照らし合わせ役を深掘りすることで、価値観を見つめ直すきっかけになりました」(箱崎さん)

5月の発表に向けて、自分たちが「やりたい」と熱望した『グレイテスト・ショーマン』の練習に励む。「部員一人ひとりが主役として輝ける舞台にしたい」(箱崎花怜さん)
また舞台で自分をさらけ出す経験から、馴れ合いではない、互いに課題を指摘し合える真の信頼関係の重要性も学んだといいます。
会計・書記の小野木さんは、小口先生の指導を受けながら本格的な舞台に立てる点に惹かれ入部しました。「昨年度の『ウィキッド』では部として初めて、本格的なオーディションを実施しましたが、全力で役に挑む中で新しい自分を発見しました」(小野木さん)また、役を得られなかった仲間がスタッフとして支える側に回る姿にも部全体を支えようとする意識の高さを感じたといいます。
舞台の表裏すべてを創り上げ、本気でぶつかり合い自分を見つめ直してきた生徒たち。ここで培われた表現力と「仲間と歩む力」は、一生の財産となるはずです。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
聖セシリア女子中学校
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