中高合同行事や学校説明会も生徒たちが運営 高校生の背中を見て学ぶリーダーシップ
教育方針は
「バランスの良い人材育成」
若き日に「豊かに知性を磨き 美しく心情を養い 逞しく身体を鍛えよ」の校訓のもと、「学習活動」「部活動」「体験活動」を教育の3本柱に据えて、「バランスの良い人材育成」を目指している西武台千葉中学校。
学校行事の運営にも、生徒たちが積極的に関わっています。その中心となって活動している生徒会執行部の生徒たちにお話を伺いました。

中高合同の生徒会室で。生徒会は立候補制。立会演説会にはそれぞれが公約を掲げて臨むそう。(前列左から)I・Uさん(副会長/中2)、I・Aさん(生徒会長/中3)、N・Yさん(副会長/中3)、(後列左から)T・Hさん(書記/中2)、K・Aさん(会計/中3)、M・Yさん(議長/中3)、S・Sさん(書記/中3)。
「人の役に立ちたい」
やりがいを感じる生徒会活動
活動の舞台は4月の新入生オリエンテーション・部活動説明会、6月の代議員総会・生徒総会、9月の輝陽祭(文化祭)・体育祭と年間を通じて多岐にわたります。輝陽祭や体育祭など中高合同の行事は高校の生徒会が先頭に立ち、先輩たちがリーダーシップを発揮する姿を見ながら、中学生はノウハウを学んでいきます。
中学生の行事である11月の音楽発表会と3月のダンス発表会は、中学の生徒会が運営・進行を行います。勉強や部活動と両立させながら、生徒会活動にやりがいを感じている様子が伝わってきました。
生徒会長のI・Aさん「司会の言葉を考えたりまとめたりするのは大変ですが、全員が全力で参加したり笑顔になれる行事にできるようにしたいと思っています」
副会長のN・Yさん「人前に出て挨拶したりする先輩や同級生がカッコ良く見えたし、興味がありました。いろいろな人とコミュニケーションするのも楽しいです」
書記のS・Sさん「人の役に立つことをやってみたいと思いました。会議の内容を簡潔にまとめるのは大変ですが、人が読んで伝わりやすい文章になるように工夫しています」
会計のK・Aさん「普段からお小遣い帳をつけていて、計算も得意だし、学校のお金をどう使うか考えて、もっと良い学校にしたいと思いました」
議長のM・Yさん「議論を仕切るのはカッコイイなと思ったので。部活のお金を確認する会の議事進行をうまくやれたことがうれしかったです」
副会長、書記、会計には2年生も。
副会長のI・Uさん「小学校の頃から行事を仕切って成功させることが好きでした。忙しくて大丈夫かと親は心配そうでしたが、説得しました」
書記のT・Hさん「情報管理は僕が得意な分野。自分の力が必要とされて、役に立つならと挑戦しました」
充実した1年間の活動に手応えを感じ、I・Uさんは来年度の会長、T・Hさんは副会長に立候補しています。

生徒会の活動は忙しいけれど、みんな「やりがいを感じています」と口を揃えた。
一貫校だからできる
中高の異世代交流
同校では、合同行事や部活動、生徒会活動で異世代が積極的に交流をしています。生徒たちに入学して良かったことを尋ねると、共通して「中高一貫校ならではの合同行事が予想以上に多くあり、人間関係が広がるので楽しい」という答えが返ってきました。
「生徒会活動を通してもっと学校を良くしていきたい」「人の役に立ちたい」と話す生徒たちの言葉に、同校が目指す「バランスの取れた人間教育」で、逞しく成長していることを実感させてくれました。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
西武台千葉中学校
[学校HP]https://www.seibudai-chiba.jp
〒270-0235 千葉県野田市尾崎2241-2 Tel.04-7127-1111
最寄駅/ 東武アーバンパークライン「川間駅」徒歩20分または朝日バス「日の出町」徒歩5分。
スクールバス:「川間駅」から6分、「境・関宿」「坂東方面」からあり。
