中2まで4コース、中3から5コースより選択 個性に寄り添った学びで過ごす、充実の学校生活
個々の可能性を引き出し
進路につなげるコース制

コース推進委員長の三谷典久先生
昭和学院中学校では創立80周年を迎えた2020年より生徒一人ひとりの潜在的能力や、可能性に焦点を絞ったコース制を導入。主体的に学び、希望の進路につなげていくために、5つのコースを展開しています。中学入学時はインターナショナルアカデミー(IA)、アドバンストアカデミー(AA)、ジェネラルアカデミー(GA)、サイエンスアカデミー(SA)の4コースから選択。中3になると、トップグレードアカデミー(TA)も選択可能になり、全5コース制となります。コース制について、コース推進委員長の三谷典久先生(数学科)にお話を伺いました。
「初めは4コースでスタートし、SAは2023年から導入しています。SA以外のコースは現在の高3が中1の時にスタートしましたので、今年度末には6年間を現在のコース制で学んだ初の卒業生が出ることになります」と三谷先生。SAを除き、中3と高2進級時にコース変更も可能なので、目標の進路が変わっても、柔軟に対応することができます。
特徴ある教育で将来に
つなげるIA・SAコース

実践的な英語を身につけ、世界で活躍する人を育成するIAコース
5つのコースの中でも特徴的なのがIAとSAの2つのコースです。IAコースは全学年2人担任制で、うち1人がネイティブ教員のため、常に英語や異文化に触れることのできる環境となっています。海外経験のある生徒もいるため、授業中のみならず、休み時間も英語が飛び交うことも。ただ英語を学ぶだけではなく、国際問題のトピックを理解し、意見を述べることのできるような発信力、自己表現力を学び、グローバルな視点を持った人材を育成しています。英検対策にも力を入れ、ネイティブ教員によるフォローアップも充実。国際関係学部などへの進学者が多く、海外大学合格者も輩出しています。
一方、2023年からスタートしたSAコースは、単に理系進学を目指すためのコースではなく、在学中に自分の研究テーマを設定し、とことん研究することができる学びの場です。授業以外に放課後の時間も使って研究活動を実施し、科学的思考の「型」を習得します。また、中1から大学や企業の研究現場を訪問し、研究の考え方を学びます。「SAを選択した生徒は必ず理系の進路を目指すというわけではなく、仮説と検証を重ねて身につけた論理的かつ科学的思考は文理を問わず広い分野で活かすことができます」と三谷先生は話します。SAで学ぶ生徒たちが将来、どのような分野で活躍するのか、今から楽しみです。
難関大進学、部活動など、
目標を持って過ごす6年間
どのコースもそれぞれの個性を生かして6年間じっくりと学び、自分らしい進路実現を目指します。「コースごとに先輩・後輩の交流があり、縦のつながりが強いのも本校の特徴です」と三谷先生は話します。東京大学、京都大学をはじめとする国公立大学への合格を目指すTAコースは中3から選択可能。4カ年計画で国公立大学受験を見据えたカリキュラムを実施し、きめ細かな指導を行います。また、同校は様々な部活動が全国大会で活躍するなど、文武両道を推進しています。難関大学を目標にするAAコースは、学習会などを通じて学業に力をいれながらも、部活動や学校行事にも全力で取り組める環境です。GAコースは、基礎学力をしっかり固めながら、多様な活動や探究を通じて将来の可能性を探求し、興味・関心のある分野の力を伸ばします。同校では、多様な学校生活を送るすべての生徒たちに寄り添い、それぞれの多彩な進路の実現を後押ししています。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
昭和学院中学校
[学校HP]https://showa-gkn.ed.jp/js/
〒272-0823 千葉県市川市東菅野2-17-1 Tel.047-323-4171~5
最寄駅/ JR総武線・都営新宿線「本八幡駅」・京成本線「京成八幡駅」徒歩15分。 「本八幡駅」「京成八幡駅」・JR総武線「市川駅」、JR武蔵野線 北総線「東松戸駅」からバス「昭和学院」。
