私学探検隊

4000㎡のみや林や充実の施設 夢中になれる環境で見つける自分の興味

アクセスのいいキャンパス

東京を横断するJR中央線の国立駅、登戸や武蔵小杉にもつながるJR南武線の谷保駅、それぞれから徒歩15分の桐朋中学校。立川駅では多摩都市モノレール、西国分寺駅ではJR武蔵野線に接続。国立駅からは各方面へバスも発着し、東京・神奈川・埼玉から通いやすい立地です。文教都市・国立の中心にあるキャンパスは、四季折々の自然に恵まれ、都内とは思えないほど落ち着いた環境です。

みや林

生徒を研究者にする「みや林」

桐朋のキャンパスのうち4000㎡をも占めるのが、「みや林」と呼ばれる雑木林です。みや林の整備を担当している「造園委員会」の委員長であり生物科教諭の宮下彰久先生は言います。
「みや林にはクヌギやコナラ、アカマツ、ソメイヨシノ、キリなど30種類以上の木々が育ち、オオタカやツミといった希少な鳥や多くの昆虫も棲息しています。こうした生態を守るためには、人の手も欠かせません。定期的に間引きや剪定を行い、専門家と相談しながら健全な林を維持しています」
みや林は生物部をはじめとする生徒たちの観測・研究の場でもあります。長期休みからちょっとした休み時間や放課後まで、オオタカからアリまで、生徒たちは時間を見つけては自主的に観察と調査を続けています。
「生物部では月に一度、夜間に残って蛾の採集と調査を行ったり、夏には近くの用水路でハグロトンボの棲息状況を追い続けたりしています。環境の変化と生態系への影響を長年記録し続け、その成果を学会で発表することもあります」
シジュウカラの鳴き声を聞き分け、東京大学准教授で「動物言語学」を創設した鈴木俊貴さんもこの林で観察を重ねた卒業生の一人です。

学びも運動も120%充実の施設

充実した広さと施設は、心身ともに大きく成長する男子中高生活を存分に支えてくれます。6万5千冊の蔵書を誇る図書館や天文ドーム、プラネタリウム、化学実験室など、知的好奇心を刺激する施設が整っています。一方で、サッカーなど公式試合の規定を満たした広さがあるグラウンドや野球場、テニスコート、プール、4つの体育室、柔道場、トレーニングルームも完備。加えて約400人収容のホールやラウンジ、食堂まで、生徒一人ひとりが自分の居場所を見つけられる環境です。
「スポーツでも、生物でも、勉強でも、何か夢中になれることが見つかればいいんです。やりたいことを追求していけば、人生幸せになれますよね。今は興味や熱中できることを持っていなくても、これだけ色々できる環境があるので入学してから見つける子は多いですね」と、広報部長の河村理人先生。
のびのびと興味のあることに挑戦し、自分の道を切り拓いていける6年間がここにはあります。

プラネタリウム

広い校舎

図書館

天文台

グラウンド

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

桐朋中学校
[学校HP]https://www.toho.ed.jp
〒186-0004 東京都国立市中3-1-10 Tel.042-577-2171
最寄駅/JR中央線「国立駅」・JR南武線「谷保駅」徒歩15分。
「国立駅」「谷保駅」から立川バス「桐朋」または京王バス「桐朋学園」。

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