私学探検隊

「女子校に来ると、元気になる!」 生徒主体の学校生活で自立心や自己肯定感を育む

生徒有志の広報チーム「2KRT」(にっくると)が制作した学校紹介リーフレット

 

行事や生徒会など
生徒が主役の学校づくり

共立女子第二中学校は、自然豊かな環境の中、広々としたキャンパスでのびのびと勉強や部活動などに打ち込むことができる学校です。同校では主体的に物事を考えて行動を起こす「セルフリーダーシップ」という考え方を大切にしています。男女の役割分担がなく、すべての役割を女子だけで担う女子校のメリットを最大限に発揮し、生徒たちが主体となって学校行事や生徒会などを運営することで自立心や自己肯定感を養っています。「女子校に来ると元気になりますよ」と入試広報部主任の戸口義也先生は話します。

生徒の意見で体育祭の新種目となった高3の騎馬戦

同校では毎年6月に開催される体育祭の運営を昨年から実行委員会に一任し、各クラス代表の実行委員が中心となって執り行いました。「体育祭では毎年恒例の種目に加えて、実行委員が生徒たちの意見をまとめて、従来なかった新種目も実施。例えば、今年の高3は初めて騎馬戦を行い、非常に盛り上がりました。同様に、白亜祭(文化祭)も実行委員が中心となって開催しています。本校はキャンパス内に生徒が合宿できる施設があり、夏休みには文化祭実行委員が合宿を行って、運営について話し合うなど準備を進めました」(戸口先生)

生徒会の活動が活発なことも同校の特徴です。「生徒会では、学校をよりよくしていこうと積極的に改革を進めています。例えば、今年は生徒たちが購入しやすい場所に自動販売機の増設が実現しました。また、校則を見直し、制服にスラックスを導入。期間限定で服装や髪型などの校則改定案を試行して自分たちでアンケートをとるなど、段階的に推進しています」と戸口先生も話してくれました。

 

有志の広報チーム「2KRT」が
学校の魅力を発信

同校には有志の生徒が参加する広報チーム「2KRT(にっくると)」があり、全学年合わせて約70人が学校説明会やオープンキャンパスなどで学校の魅力を発信しています。7月に開催されたオープンキャンパスでは、生徒たちが企画・編集したリーフレットを配布。来校した受験生には引換券と交換でガチャガチャに挑戦してもらい、その景品も企画しました。

また、キャンパス案内は1家族に1人ずつの生徒が担当。広大なキャンパスを生徒が学校生活について説明しながら案内し、担当した受験生に生徒が手作りのポストカードを渡すなど、受験生親子にも好評でした。「酷暑や悪天候の時にスクールバスがあることの便利さなど、教員とは違った生徒ならではの目線で学校の魅力を紹介する様子も印象的でした。来場者アンケートでも、『共立女子第二ほど生徒中心のオープンキャンパスはなかった』と書いてくださった方もいました」(戸口先生)

同校は中高生時代に身につけたセルフリーダーシップを発揮し、多様な職業で活躍するOGを輩出しています。同校ホームページ内にある「OGファイル」ではさまざまな職種で活躍する卒業生が掲載されているので、ぜひアクセスしてみてください。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

共立女子第二中学校
[学校HP]https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/nichukou/
〒193-8666 東京都八王子市元八王子町1-710 Tel.042-661-9952
最寄駅/ スクールバス:JR中央線・京王高尾線「高尾駅」から15分(乗場までの徒歩を含む)、JR中央線 八高線 横浜線「八王子駅」から20分。「みなみ野・七国循環ルート」もあり。

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