大盛況のオープンスクール!授業体験から部活動見学まで、活気あふれる特別な一日
8月23日に開催された第2回オープンスクールでは、国語・数学・英語・理科・社会・哲学といった多彩な授業体験が行われ、子どもたちは真剣なまなざしで先生の問いに答えたり、積極的に発言したりと意欲的に参加していました。どの教室も満員!年々偏差値が上昇し、今では1,000名を超える受験生が集まるという同校の人気ぶりがうかがえます。並行して行われた学校説明会や個別相談では、保護者が熱心に耳を傾け、先生に質問する姿も。
後半の「いろいろ見学タイム」では、先輩たちが汗を流して部活動に励む姿を見たり、直接説明を受けたりする機会もあり、参加者は入学後の楽しい学校生活を具体的に思い描けたことでしょう。保護者も子どもも笑顔で見学していた姿がほほえましく、同校の魅力がしっかりと伝わった一日となりました。
哲学
同校の建学の精神は「諸学の基礎は哲学にあり」。哲学はまさに同校の教育の核です。授業の冒頭では先生から「2050年の日本はどうなっているでしょうか?わかりませんよね。だからこそ考えることが大切です」とお話がありました。さらに、松井秀喜選手が高校時代に敬遠で敗れた試合の映像を見て、松井選手や投手、それぞれのチームメイトの心境をグループに分かれて考えるワークも。子どもたちにとっては初めて向き合う「哲学」。一生懸命考え、プリントに意見を書き出していました。感想を述べる場面では、保護者から「正解はないんじゃないか」と意見があがるなど、教室全体が哲学の問いに熱く向き合う時間になりました。
数学
テーマは「図形の内角と外角」。先生が「四角形の内角をすべて足すと何度になる?外角は?」「外角の和が360度であることを使って問題を解いてみよう!」と投げかけると、子どもたちはいきいきとプリントに向かいました。直感で答えが出た子も「なぜそうなるのか考えてみよう」と先生に声をかけられ、頭をひねります。自分の考えを整理することが大事だと感じていた様子。発展問題Bに挑戦する子もいて、算数が好きな子どもたちが多かったのでしょう。みんなわくわくしながら楽しそうに取り組んでいました。中学で本格的に数学を学ぶのが待ち遠しいですね。
英語
ネイティブ教員がオールイングリッシュで「Food Edition Bingo」を進行しました。子どもたちに配布されたプリントには「Do you like pizza?」「Do you like ramen?」などの質問がずらり。意味を考えながら答えを埋めていきます。わからないときには日本人の先生がすぐにフォローしてくださるので安心です。その後、先生と一緒に好きな食べ物を尋ねるやりとりを練習し、代表のペアが発表。初めて顔を合わせる子同士、最初は少し恥ずかしそうでしたが、先生がやさしく声をかけると会話が弾みました。教室からは大きな拍手が。入学後にまた出会えるかもしれないと思うと、楽しみが膨らむ授業でした。
部活動見学
かるた同好会では、先輩が百人一首の上の句を読み上げると参加した子が身を乗り出して札をゲットしました!その瞬間にぱっと笑顔が広がり、隣のお母さんと顔を見合わせてうれしそうににっこり。合唱部は響き渡る発声練習を披露し、文芸部は机に並べた冊子や詩集を手渡して見せてくれます。グラウンドでは熱中症に気をつけながら、サッカー部や野球部が汗を光らせながら練習に励みました。サッカー部は小さなミニゲームを展開。鋭いパス回しやシュートが次々と繰り出され、見ている側も思わず引き込まれる迫力がありました。
学校説明会
星野純一郎校長先生が建学の精神や教育の目的、そして学校生活で大切にしてほしい心がけについて語り、広報担当の先生が学習面について説明します。その一例が、中学の「朝テスト」。英語・数学・国語のテストを毎朝実施し、合格点に届かない場合は放課後の補習「ASP(After School Program)」で必ずフォローするそう。「できなかったら放置しない。フォローの手厚さは他校に負けません」と先生は力を込めます。
さらに、国公立大や難関私大への合格実績や東洋大学への内部進学制度についても触れました。進路の幅広さに安心した保護者も多かったようで、熱心にメモを取っていました。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
東洋大学京北中学校
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