生徒主体で企画する創立100周年記念式典やイベントが盛りだくさん中学生も実行委員として活躍中!

インタビューに答えてくれたみなさん。後列左からA.Yさん、K.Hさん、前列左からM.Rさん、O.Aさん
天台宗の開祖・最澄の「一隅を照らす」の教えを大切にしながら、グローバル教育やSTEAM教育にも力を注ぐ駒込学園は、今年、創立100周年を迎えます。11月には学校主催の記念式典、翌年1月には生徒主体の記念行事が予定されるほか、生徒主体の「駒込学園100周年記念委員会」が中心となり、記念冊子の編集、部室棟内に新設されるカフェの運用企画、記念式典の準備、広報活動や動画制作、新企画の立案など、多彩な取り組みが進められています。
委員会は生徒会メンバーが必須で参加し、そのほかは立候補した有志によって構成されています。中学生も高校生とともに奮闘中。自ら考え、行動しながら自分たちの役割を果たしています。今回、委員会の中学3年生4名に、その熱意や活躍の様子を取材しました。

「駒込学園100周年記念委員会」は中高合わせて90人以上!
生徒会長 A.Yさん
生徒会長として、中学生全体のまとめ役を担い、意見の調整や進行を担当しています。人数が多いので大変なこともありますが、高校生が率先して意見をまとめてくれるので、とてもスムーズに進められています。式典で挑戦するギネス記録の企画では、最初に10案ほど出た中から規模や予算を考えて4つに絞り込みました。班ごとにメリットやデメリットを検討し、次回の会議に向けて意見を持ち寄る形で進めていて、中学生も積極的に意見を出せる雰囲気です。
生徒会副会長 K.Hさん
高校生と一緒に活動できるのがとても楽しくて、生徒主体で式典をつくり上げていく過程にワクワクしています。生徒が作る冊子では、先生に「どんなお弁当を持ってきていますか?」とインタビューしました。意外な先生が手作りのお弁当を持参していたり、好きな定番メニューをずっと続けていたりと、驚きや発見がたくさんあって、企画を進めながらみんなで盛り上がりました。完成した冊子を読む人にも、思わずクスッと笑ってもらえるような楽しいページになると思います。

先生のお弁当企画ページ。先生方の個性がにじむお弁当を紹介します。
100周年実行委員会副委員長 M.Rさん
私が所属する新企画部は約14人、そのうち4人が中学生です。ここでは100周年キャラクターの募集や私服登校日の案、企業と連携した企画などを考えています。たとえば私服登校案では、どんなルールにすればいいか、メリットやデメリットは何かを話し合っていて、みんなで真剣に意見を出し合っています。小学校の頃は人前で話すのがあまり得意ではなかったのですが、今は副委員長を任されるようになり、自分でも成長を実感しています!
生徒会会計 O.Aさん
記念式典の企画に参加していて、校内全員での合唱や部活動が一緒になった発表企画などを考えています。記念冊子は「学園が出す冊子」と「生徒が作る冊子」の2本立てで進めていて、生徒版ではクイズや先生のお弁当紹介などユニークな企画を担当しました。印刷作業もいよいよ終盤に入り、完成に向けて進行中です。自分の意見が採用されたり、みんなで出し合ったアイデアが少しずつ形になっていくのを実感できるのが嬉しく、大きなやりがいを感じています。

部室棟の建て替えに伴い、1階にカフェを新設。コンセプトや運営ルールは生徒たちが話し合って決めます。ファミリーマートの自動販売機も設置予定です。お楽しみに!
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
駒込中学校
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