私学探検隊

ハンガリーで開かれたコンクールで金賞を受賞。中学も全国大会の常連と、活躍目覚ましい音楽部

想像の10倍以上楽しい!
音楽部の活動

凛として透き通った歌声「清泉サウンド」で日本はもちろん、世界の合唱ファンをも魅了する清泉女学院の音楽部。活動は中高別で中学が51名、高校が21名活動しています。
高校生は4月にハンガリーで行われた「ブダペスト国際合唱コンクール」で3部門に参加、すべての部門で金賞を受賞しました。また中学・高校ともに全日本合唱コンクール全国大会で2年連続金賞を受賞、全国レベルです。中学と高校、それぞれの練習責任者と副部長にお話を伺いました。

目標とするのは高校の先輩! 憧れの先輩に近づくため日々練習

まず中3の緒方葵音さん(練習責任者)と池田千夏さん(副部長)に入部した理由を尋ねると、「小学生の時から合唱をやっていて、中学に入学しても合唱を続けたいと思っていました。実際入ってみたら想像の10倍以上楽しいです!」(池田さん)、「音楽系の部活を希望していました。実際に目の前で演奏を聴いた時に感動して音楽部に決めました」(緒方さん)とのこと。
練習は基本的には週4日。時には授業が始まる前の朝練も。心がけているのは、
「高校の先輩方に近づけるよう声の大きさ、滑舌など技術面を磨くようにしています」(緒方さん)、「私は明るい声を意識して練習しています」(池田さん)とのこと。

「ブダペスト国際合唱コンクール」の「民族音楽部門」では浴衣を着て演奏した

年に1回ミュージカルにも挑戦しています。ミュージカルは世界的にも有名な作品を45分間バージョンに作り替えますが、脚本や編曲、衣装作りまで部員のみなさん自身で行っているようです。
お二人に音楽部の活動を通じて学んだことを聞くと、「積極的に行動ができるようになりました」(緒方さん)、「勉強する時は勉強するなど、時間の使い方がうまくなりました」(池田さん)とのことです。

世界大会では参加した3部門
すべてで金賞を受賞!

「ブダペスト国際合唱コンクール」に出場した高2の吉村梨沙さん(練習責任者)と石渡(いしわた)樹亜さん(副部長)に感想を伺いました。
「『ユース同声』『民族音楽』『宗教曲』の3部門に出て、練習期間は短かったのにも関わらず全部門で金賞をいただけてうれしかったです」(吉村さん)。「楽しく歌えました。演奏後の反応が日本より大きかったのが印象深かったです」(石渡さん)。
ミュージカルは中3と高2の生徒が中心となってそれぞれの作品を作り上げます。中3の時、石渡さんは振付をメインに総監督を、吉村さんは主に音源を作ったり編曲を担当したそうです。「長い時間をかけて作り上げてきた舞台が45分で終わってしまうので、パフォーマンスが一瞬に感じます」(石渡さん)と振り返ります。
音楽部の活動を通じて音楽の良さを改めて実感しているという二人。進路について聞いてみると、「将来は音楽関係に進みたいです」(石渡さん)、「進路はまだ決まっていませんが、音楽が身近にある生活を送りたいです」(吉村さん)とのこと。
受験生のみなさん、文化祭で世界レベルの合唱を聴いてみませんか。

音楽部の活動について話して下さった中高それぞれの副部長と練習責任者の4人(右から緒方さん、池田さん、石渡さん、吉村さん)

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

清泉女学院中学校
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