地域・高校・大学・企業とさまざまな分野においてコラボレーションを実施し、未来共創力を身につける
部活動は兼部も可能
地域と連携した取り組みも
聖和学院中学校・高等学校は、海や自然に恵まれた逗子の地に1942年に創設されたキリスト教精神に基づいた女子校です。創立当時からの校訓である「温順・勤勉・愛」の精神を大切にしつつ、国際社会で活躍できる女性の育成を目指し、探究活動、DX(デジタルトランスフォーメーション)など時代に合った教育をいち早く導入しています。
同校では地域とのつながりを大切にしており、探究学習で逗子の街について調べて、プレゼンテーションなどを行うのはもちろん、部活動でも地域のイベントなどに積極的に参加しています。9月24日の逗子警察「秋の交通安全運動」(JR逗子駅前広場)や、10月12日の「逗子市民まつり」では、ダンス部がオープニングでダンスを披露します。ダンス部の顧問はネイティブ教員のアンナ先生で、英語の授業以外でも普段から気軽に生徒と交流しています。中3のM・Kさんは「アンナ先生はダンスを始める前のストレッチにも力を入れ、ケガの予防の大切さも教えてくれます」と話してくれました。中1のM・Sさん、R・Oさん、Y・Hさんは「7月に系列の幼稚園の夕涼み会があり、入部して初めてダンスを披露するので、子どもたちに喜んでもらえたら」と意欲的に活動している様子でした。

系列幼稚園の夕涼み会でダンスを披露したダンス部
一方、美術部は昨年の秋、「逗子アートフェスティバル」というイベントで切り絵作品制作に参加しました。また、今年3月には逗子市の市議会だよりの表紙に美術部のM・Oさん(中2)の作品が採用されました。水彩画で夜桜を描いたもので、「グラデーションが大変でしたが、先生に『ここは明るくするといいよ』などのアドバイスをもらいながら描きました」と話します。同じく中2のK・Mさんは「中学に入って初めて油絵に挑戦しました。水彩画よりくっきり色が出るのが楽しいです。いろいろな部活を兼部できるのもこの学校の魅力で、私も陸上部や演劇部、調理部などと兼部しています」と活動の様子を教えてくれました。顧問の明神睦美先生は、「さまざまな創作を経験し、作品を通じて自分を表現できるようになってくれたら」と生徒たちを優しく見守っている様子でした。

左から美術部のK.M.さんとM.O.さん(ともに中2)と顧問の明神睦美先生

真剣な表情で制作に取り組む美術部の生徒たち
国公立大、早慶などへの進路を実現
日本女子大との高大連携も
「本校は『22歳の夢』というキャリア教育を行い、多くの人が大学を卒業して社会に羽ばたく22歳という年齢でどんな自分になりたいかを意識付けさせ、生徒一人ひとりの夢を応援しています。過去4年間、卒業生全員が現役で大学に進学。大阪大学、東京外国語大学などの国公立大や早慶上理などの難関大学合格者も輩出しています」と話すのは副校長の武藤薫子先生。一昨年から創立者・武藤功先生の母校でもある日本女子大学と高大連携協定を締結し、同大学への進学者も増えています。聖和学院が目指すのは社会のさまざまな課題に積極的に取り組み、世界中の人とつながりながら問題解決に向けて力を発揮できる、「未来の主役」としての女性。将来の夢の実現に向け、みんなで共創しながら力を発揮する「未来共創力」を日々の学校生活で身につけています。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
聖和学院中学校
[学校HP]https://www.seiwagakuin.ed.jp
〒249-0001 神奈川県逗子市久木2-2-1 Tel.046-871-2670
最寄駅/JR湘南新宿ライン 横須賀線「逗子駅」徒歩8分。京急逗子線「逗子・葉山駅」徒歩10分。