私学探検隊

英語圏以外の国とも国際交流が活発に 世界に視野を広げ“真のグローバル人材”を育成

韓国の女子高等学校と
学校間交流が実現

韓国・泰安女子高等学校とのオンライン交流会

韓国・泰安女子高等学校とのオンライン交流会では、お互いの“おすすめ”を伝え合う「カルチャーボックス交換」を実施。

国際教育に力を入れている多摩大学目黒中学校・高等学校では、世界に通用する英語力を身に付けるだけでなく、世界に視野を広げ国際感覚を伸ばして欲しいと、様々な国際教育プログラムを用意しています。近年は英語圏のみならず、高校の修学旅行でベトナムを選択できるなど、アジアの国々との交流も積極的に行っています。そして、2024年から本格的にスタートしたのが、韓国・泰安(テアン)女子高等学校との学校間交流です。
きっかけとなったのは、毎年韓国の済州島で開催される国際会議「済州フォーラム」。そこで出会った韓国の泰安女子高等学校とお互いの考えが一致し、学校間交流がスタート。交流の第一歩として、同校の英語部にあたるGCC(Global Communication Club)の生徒たちとオンラインで交流会を行うことに。GCCには、英語や海外の文化に興味を持つ部員が約30名在籍しています。韓国のドラマや音楽が好きな子も多く、初回から韓国の学生たちと意気投合。生徒同士でLINEを交換し合うなど、交流が始まりました。
2回目のオンライン交流会では、「カルチャーボックス交換」を行うことにしました。「カルチャーボックス交換」とは、自国で流行っているキャラクターグッズやお菓子などを互いに航空便で送り、自分の“好きなもの”や“おすすめ”を紹介し合います。ボックスを開けた瞬間は、双方で盛り上がりました。

韓国訪問

協定後わずか2年で実現した韓国訪問。参加した生徒たちは現地の学校で高校生ライフを楽しみました。

そして今年1月、いよいよ初対面。まず、韓国から6名の生徒が同校を訪問。1日だけの滞在でしたが、授業を見学し、茶道や琴などの日本文化を体験してもらいました。GCC以外の生徒たちも韓国への関心度が高く、様々な質問が飛び交いました。
その後、日本から4人の生徒が泰安女子高等学校へ。1週間寮生活をしながら、韓国の高校生活を体験しました。韓国には学校の中にカラオケボックスがあり、休み時間に利用することができるそう。そんなカルチャーギャップに驚きながらも、充実した学校生活を送れたようです。「今回は、GCCの生徒を中心に交流を行いましたが、今後はより多くの生徒にチャンスを与えられたらと思っています」と、GCC顧問で英語科教員の江野畑ひとみ先生。

立場の違う人の話を聞き
国際理解を深める

日本に暮らすアフガニスタン女性をゲストスピーカ-に招き、同国が抱えている女性の人権問題について考えました。

日本に暮らすアフガニスタン女性をゲストスピーカ-に招き、同国が抱えている女性の人権問題について考えました。

同校では海外研修だけでなく、日本に暮らす様々な国の方々をゲストスピーカーに迎え、その国の文化や抱えている問題について話してもらい、国際理解を深める時間を設けています。
「国際教育というと、英語力を伸ばすことに目が行きがちですが、本校では広い視野を持って自分の将来を見つけて欲しいという思いから、国際感覚を身に付けることも大切にしています。中高の6年間で様々な国の人たちと交流をし、世界基準で考えられる人になって欲しいですね」(江野畑先生)。


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

多摩大学目黒中学校
[学校HP]https://www.tmh.ac.jp/
〒153-0064 東京都目黒区下目黒4-10-24 Tel.03-3714-2661
最寄駅/
JR・東急目黒線・メトロ南北線・都営三田線「目黒駅」徒歩12分。「目黒駅」からバス5分
「元競馬場前」徒歩1分。スクールバス:東急東横線・メトロ日比谷線「中目黒駅」から10分。

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