寄り添う力が育てる“決める力” 進路実績を築く、先生と生徒の伴走
手厚く寄り添う「対話」の指導
「諸学の基礎は哲学にあり」という建学の精神のもと、哲学教育・国際教育・キャリア教育を柱に「本当の教養を身に付けた国際人を育成」していく東洋大学京北。年々、進学実績を着実に伸ばし、注目を集めています。総合型選抜などで年内早めに進路を決める傾向が強まる近年の大学受験においても、生徒たち自身の第一希望を諦めることなく挑戦し続けたからこその結果が出ている学校です。
生徒たちが安心して自分の進路に挑戦できる背景には、先生方のきめ細かなサポートがあります。昨年度、高3の担任を務めた国語科の志田浩子先生は、「最後まで一緒に頑張ろう」と面談を繰り返し、時に1人1時間の対話を重ねながら、生徒の進路を一緒に考えてきました。
数学科の依田淳先生も「担任に限らず他クラスの生徒も含めて、クラスの垣根を超えて学年の教師がサポートしてきました」と語ります。朝早くから生徒の苦手意識の強かった英語の学習プリントを用意したり、放課後の進路や受験の面談、高2の勉強合宿、そして日々のやりとりの中で、常に「見ているよ」「一緒にやろう」という姿勢で生徒に伴走してきました。
仲間の姿で生徒が変わっていく
進学実績の背景には、大学受験だけでなく中1から年に3回行われる1対1の進路面談や、小テストの復習指導など、徹底した学習習慣と基礎学力の定着への取り組み、先生との信頼関係の積み重ねがあります。
校内には、至るところに誰もが自由に使える勉強スペースがあり、テスト前に限らずいつでも仲間同士や先生に質問する生徒でいっぱい。「勉強に向き合う仲間がいるから、自分も頑張れる」と生徒たち。さらに現役大学生のチューターが放課後に在学しているので、ちょっとしたつまずきもすぐ相談ができます。
高2の年末に行う勉強合宿では、昼は講義と自習に取り組み、夜は先輩の体験談や工夫を紹介する“先輩からのアドバイス”から考える時間も持ち、自ら進路を切り開いていく心構えを醸成しました。成績や進路だけでなく、気持ちまで寄り添う環境が「やりたいことに本気で向き合う生徒」を育てています。
学びの積み重ねが結果につながる
こうしたサポートは、着実に実績にもつながっています。今年は現役で国公立大学に合格した生徒が20名を超え、私立大学でもMARCH・成成明学獨國武のレベルそれぞれに3桁の合格者が出ました。
「今年の生徒たちは、“やりたいことがあるからこの大学へ”という志望動機がしっかりしていました」と進路指導部長の湯澤貴通先生。それには学校の教育の柱の一つでもある中1からの「哲学」の授業で、自己分析や社会への貢献について深く問い、考え、議論し、取り組むことを繰り返してきた生徒たちの課題意識があるからと言えます。
こうした積み重ねの結果、「進路は自分の目的に向かって諦めずに挑戦して手にする」という意識が自然に生徒たちの中に育っている東洋大京北。そして、その信念に徹底的に寄り添って伴走してくれる先生たちがいるからこそ、自らの選択に納得し、前向きに卒業していく姿が、確かな実績として表れています。
希望の進路を掴む東洋大京北 ・中1から取り組むキャリア教育 ・自己や社会を考え抜く哲学教育 ・こまめな面談やコミュニケーション ・卒業生や働く人の講演会 ・質問・相談できるチューター ・小テスト・勉強合宿など繰り返しの学びの機会 ・中1からのスケジュール帳記入 |
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
東洋大学京北中学校
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