これからの時代に不可欠な3つの力を身に付け「必要で信頼される人となる」

新入試の導入、6年間を通じて行われる探究学習、高校からの新しいコース編成など、多くの変化を巻き起こす横浜隼人。
AIでは代替できない
人間にしか発揮できない力を
「地球温暖化や少子高齢化、戦争、自然災害など、現代社会は常に重大課題が山積みです。さらにAI技術の発展により、これまでの常識が通用しない予測困難な世の中になっています。そんな中、10代の6年間でぜひ身に付けてほしい力が、コミュニケーション力・課題発掘力・行動力の3つです」、そう話すのは、昨年同校の校長に就任した朝木秀樹校長です。朝木校長は30年以上銀行員としてビジネスの世界にいた人。教員経験はありませんが、常に「社会に必要な人とはどんな人か」を考え続けてきたと言います。
隼人の校訓「必要で信頼される人となる」は、まさに今の時代に必要とされる人物像そのもの。同校ではAIでは代替わりできない、人間にしか発揮できないこれらの力を、中高6年間を通じてじっくり育んでいくために、2026年度から様々な新しい試みをスタートします。
変化を恐れずに進化する
新たなチャレンジが続々登場

「失敗を恐れずに、まずはチャレンジを!学校も新しいことにどんどん挑戦していきますよ」と話す朝木校長。
まず、2026年度中学入試から、従来の2科目型と公立中高一貫型に加え、「創作文・ディスカッション型」(仮称)という新しい入試がスタートします。絵を見て自由に物語を作る「創作文」と、与えられたテーマに対して受験生同士で「ディスカッション」を行う、創造(想像)力とコミュニケーション力が問われる入試(詳細は検討中)で、人から言われたことをやるのではなく、自分の頭で考え、発言できる素地のある子を、隼人の6年間でさらに伸ばしていきたいという思いがあります。
「この自分で課題に気づき、考える姿勢が、これからの社会ではとても重要になります」(朝木校長)。その力を伸ばすために、同校ではこれまで高校生を中心に行われてきた探究学習を、中学1年生から本格的に取り組んでいくことになりました。中学では何事にも自分なりのアイデアを生み出して、それをプレゼンテーションできる力を育みその力を高校の探究学習でさらに発展させます。高1では実社会経験のある朝木校長から真のリーダーシップについて学び、高2では多様な専門性を持つ先生たちを総動員して、約60のラボを用意。その中から興味関心のあるものを一つ選んで探究活動を行い、その後の進路や生き方につなげていきます。
また、高校入学の段階でこれまで大学受験の選抜方法に合わせて3つあったコース(普通科)を来年度入学からは2つに変更します。そして高3の授業を午後は各自が必要とする授業が受けられるように「自由選択科目」にしたり、より深く探究活動が行えるよう「目的別講座」を用意したりと、生徒の自主性を重視したカリキュラムに生まれ変わります。「大学受験のためだけではなく、自分の好きなことややりたいことを見つけ、自ら学ぶ人になってほしいですね。勉強でも、部活でも、学校行事でも、自分の好きなことを思いっきりできる環境が隼人にはあります」(朝木校長)。

文化系・運動系それぞれが活躍している部活動。隼人なら、夢中になれるものがきっと見つかる!(写真は和太鼓部)
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
横浜隼人中学校
[学校HP]https://www.hayato.ed.jp
〒246-0026 神奈川県横浜市瀬谷区阿久和南1-3-1 Tel.045-364-5101
最寄駅/
相鉄線「希望ヶ丘駅」徒歩20分。「希望ヶ丘駅」「二俣川駅」からバス「隼人中学・高校」ほか。
スクールバス:登下校時「弥生台→緑園都市→南万騎が原→正門」