私学探検隊

地道な英語教育で、世界に羽ばたく人材を育成

週1回のテストで
基本スキルの定着を徹底
中高一貫部の開設から20周年。2025年度より6年一貫教育をさらに発展させる「NEXT20」プロジェクトが始動中の大宮開成中学校。東京大学を筆頭に難関大学、医学部医学科への合格者を輩出する進学実績が注目を集めています。
同校では、「世界に羽ばたく人材の育成」を目的に、英語4技能(読む・聞く・書く・話す)をバランスよく伸ばす独自カリキュラムを策定。「コミュニケーションツールとしても、アカデミックスキルとしても通用するしっかりとした英語力をつけることが目標」と、英語科教員の石坂豪先生。中高一貫校ならではの2年ごとのステージ制で、段階的に英語力を伸ばします。
■第1ステージ(中1・中2)
英文法・語彙力・発音を3本柱にした基礎力の強化。中1から全学年でリスニングやスピーキング力を向上させるスタディサプリイングリッシュを導入。
マンツーマンのオンライン英会話でスピーキング力をアップ。
■第2ステージ(中3・高1)
リーディング力を高める英文法への理解と語彙力の向上を目指す。
定期試験後の再テスト・補習を重視した取り組みで、徹底して基礎力の定着を図る。
■第3ステージ(高2・高3)
長文解釈をメインに、大学受験の過去問演習に取り組みながら総合的な英語力を伸ばす。
■インプット→アウトプット
レシテーションコンテスト(中1・中2)とスピーチコンテスト(中3・高1)でプレゼンテーション力を養成。人前で話すことに慣れ、英語学習へのモチベーションを高めることにも役立っています。
■英検取得
中3の75%が準2級を取得。高1までに2級取得が目標。

オーストラリア海外研修(7日間)ではファームステイをしながら現地の文化に親しむ。

オーストラリア海外研修(7日間)ではファームステイをしながら現地の文化に親しむ。

英文法の授業で
アクティブラーニングを導入
「基本をきちんとクリアすることが大事。とりわけ英文法の知識や英文構造への理解は、受験英語のようなアカデミックな長文解釈に不可欠」と石坂先生は話します。そのため、英文法の授業では、歴史や地理の話題を織り交ぜたアクティブラーニングやディスカッションを行うことで、生徒の集中力を途切れさせない工夫を重ねています。
また、国際交流を実践する高1のオーストラリア海外研修(全員参加)は、単に英語を話すだけでなく、異文化交流・理解を深めることで相対化した自分自身を客観的に捉えるきっかけとなっています。
地道に思える「オーソドックスな指導法」が進学実績の躍進に繋がっているのでしょう。「学びに特効薬はありません。コツコツ学ぶことで培われる人間力も、グローバル社会を生き抜く重要な力ではないでしょうか」(石坂先生)。

楽しみながら学ぶ英語アクティビティ

●レシテーションコンテスト(中1・中2)&スピーチコンテスト(中3・高1)

●レシテーションコンテスト(中1・中2)&スピーチコンテスト(中3・高1)クラス予選で選ばれた代表が出場する。キング牧師のスピーチ(中1)やマララ・ユスフザイのスピーチ(中2)を暗唱するレシテーションコンテストは発音やセリフの抑揚なども審査。スピーチコンテスト(中3・高1)ではロジカルな思考力とアカデミックな文章力が要求される。題材テーマ:My Favorite(中3)、My Hero(高1)

●オンライン英会話(中2)

オンライン英会話(中2)

オンラインで全員がマンツーマンで行う英会話レッスン。講師の質問に、日本語に訳すことなく瞬時に回答することを目指す。

●オーストラリア海外研修(高1)オーストラリア海外研修(高1)

中2の奈良・京都伝統文化研修、中3の沖縄国際平和研修の後に訪れることで、文化の多様性や国際社会と日本との比較や気づきを得る。セブ島夏期留学やオーストラリア/ニュージーランド3ヶ月ターム留学(共に中3~/希望制)など、英語や国際社会への関心を高める海外研修も。


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

大宮開成中学校
[学校HP]https://www.omiyakaisei.jp/
〒330-8567 埼玉県さいたま市大宮区堀の内町1-615 Tel.048-641-7161
最寄駅/
JRなど「大宮駅」徒歩25分。「大宮駅」から国際興業バス7分
「天沼町」。登校日朝にはノンストップ直行便あり。

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