建学の精神「自覚」を掲げ、生徒の自主性と創造性を育む
学びのスイッチが入る環境を整え
自主的な生徒の活動を応援
創立121周年を迎える上野学園中学校。建学の精神「自覚」を掲げ、芸術と音楽の街で生徒の自主性や創造性を尊重する校風を作り上げています。中学は「普通コース」「音楽コース」に昨年度開設の「国際コース」を加えた3コース制とし、高校では普通コースが「特別進学コース」「総合進学コース」と分かれますが、いずれも少人数でアクティブな学びを展開。
生徒の好奇心を刺激して、学びのスイッチが入る環境を数多く用意し、日々の学びと部活動や課外活動に励みながら自己実現を目指す生徒たちをバックアップしています。
この春、一般選抜で見事、東京大学に合格した本多飛雄さんは、「この学校の良いところは、生徒の自主性に任せて何でもやらせてもらえること。学びの機会がたくさんあるので、本当にいろいろなことに挑戦させてもらいました」と話します。
部活に学校行事にフル回転
しながら最高学府に挑戦
「普通より少し真面目に勉強している、英語が得意な中学生」だったと言う本多さんが、東大受験を意識するようになったのは高校生になってから。「最初から東大を目指していたわけではなく、たまたまGoogle翻訳にハマッていた時に見つけたウルドゥー語(パキスタンの国語)への興味から言語学に関心が広がり、たどり着いた場所が東大でした」
その一方で、中高6年間演劇部に所属し、学園祭実行委員、学外の英語演劇に参加と、授業以外の活動にもフル回転。高2で演劇部部長と学園祭実行委員長を兼務した日々は激務の連続でした。「午前中に部活動、午後は学園祭の企画を取りまとめ、夕方まで学園祭の広報活動をした後に、学外の英語演劇の稽古に向かう」超過密日程をこなすことができたのは、「サンドバックとなってグチをひたすら聞いてくれた担任の先生や、僕の至らないところを指摘してくれる先生がいたから」と、先生方への感謝を口にします。英語が得意な本多さんに、オーストラリア・ブリスベンへの3カ月ターム留学を勧めてくれたのも、先生方でした。
同校では、生徒一人ひとりに合わせた指導で、少人数だからこそ可能な丁寧なサポートを行っています。先生方が「ティーチャー」「ファシリエーター」「クリエイター」「サポーター」という4つの役割を担いながら、生徒の気づきを促し、人間的な成長へと導きます。
自学自習で自分に適した効率的な勉強法を考え、授業以外の部活動や学校行事に積極的に参加していたのは、「やるべきことをやった後の達成感」の至福を味わうため。
そうした生徒の自主性を最大限に尊重する校風と先生方の後押しが、本多さんの可能性を大きく開花させてくれました。
「やりたいことはなんでもやる!」 本多飛雄さんの |
東京大学合格体験記 |
4歳から英語を習い始め、英検準1級。部活に学校行事に濃密な時間を過ごしていた本多さんの勉強法とは? ・学びへの目覚め ・絶対的な得意科目をつくる ・授業は眠らない、サボらない ・夜12時就寝6時起床 ・ストレスを溜めない、気づきはメモにして残す ・助け合い励まし合い、一緒に走れる友達がいた ![]() 豪州ブリスベンのターム留学では、得意な英語を生かして現地の生徒たちと交流を楽しんだ ![]() 中高6年間所属した演劇部では、部長として部員を牽引。桜鏡祭(文化祭)や演劇大会に出演して、活動を盛り上げた |
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
上野学園中学校
[学校HP]https://www.uenogakuen.ed.jp
〒110-8642 東京都台東区東上野4-24-12 Tel.03-3847-2201
最寄駅/JR・メトロ銀座線 日比谷線「上野駅」、メトロ銀座線「稲荷町駅」、メトロ日比谷線「入谷駅」徒歩8分。
京成本線「京成上野駅」徒歩10分。つくばエクスプレス「浅草駅」徒歩12分。