コンビニエンスストアとラーニングカフェがオープン。校内で勉強が完結する環境づくり
食事をしてから勉強に集中する!
友人と過ごすための場所を新設
「教師は常に生徒とともに居る」 という創立者ドン・ボスコの教育理念に基づき、生徒たちの考えや行動を理解したうえで、自主判断を尊重しているサレジオ学院。
4月14日、校内にコンビニエンスストアのヤマザキショップがオープン。さらに、勉強しながらの飲食が可能な「ラーニングカフェ」も同時に新設されました。「塾に行かなくても大学受験ができるような環境を作りたい…自習も校内で完結できたらいいという鳥越校長の思いが根底にあったので、今回こういった施設ができたことは、私たちの10年来の願いが叶ったといえます」と語るのは、自身も29期卒業生で広報担当の澁谷博之先生。実際にコンビニやラーニングカフェを使っている生徒たちに感想をたずねてみると「人気のスナック類やカップ麺があるし、放課後何か食べてから勉強できるので助かります」、「友だちと一緒におしゃべりをしながら宿題ができるので楽しい。これからも使います」と明るい答えが返ってきました。

新館1階にオープン。開店日にはオープニングセレモニーも行われた。利用時間は、3限・5限の休み時間と昼休み、および放課後
本校には18時に完全下校するという校則がありますが、高校2年生・3年生のために、サビオ館自習室を21時まで開放しています。そんな生徒たちのためにコンビニを設置し、食事をしてから勉強に集中できるような環境を整えました。食品以外では、文房具類や体操着、運動靴など商品も多岐にわたります。

お菓子類の種類が多く、唐揚げやサラダチキンなどボリュームのあるメニューもあり生徒たちもうれしそう
さらにサビオ館1館に誕生したのがラーニングカフェ。ここにはテーブルやカウンター席、ドリンクの自動販売機、カップラーメンなどに使える湯沸かしポットが設置されています。「友だちと一緒にお菓子を食べながら宿題をしたり、教えあったりできる空間があったらいいなという思いでつくりました。お菓子やアイスは校舎内に持ち込み禁止で、食べられるのはコンビニ前の広場とラーニングカフェのみに限定しました。また、コンビニの店員さんは外部の方なので、“ありがとうございます”と挨拶するなど自覚をもった立ち振る舞いができるかどうか、マナーやゴミの処分など、今後は決められたルールをしっかり守れるかどうかも課題になりそうです」と澁谷先生。

ラーニングカフェの座席は50。昼休みや放課後、部活動の後に飲食ができる。ラーニングコモンズとしても利用OK

お菓子を食べながら宿題をしたり、おしゃべりをしたりと、さまざまな過ごし方をしている生徒たち
ほかにも校内には昼休みのみ営業している食堂があります。メニューは550円のA定食、B定食のほか、カレーやラーメン、うどんがありますが、メニューがすべて日替わりで楽しめます。今後は食堂やコンビニ、ラーニングカフェが揃うよりよい環境で、健康的な学生生活が送れることが期待されています。

約180席ある広々とした食堂。昼休みになると一気に生徒たちであふれかえる
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
サレジオ学院中学校
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