私学探検隊

留学生を受け入れ、日常の学校生活がグローバルな環境に。海外プログラムも充実

留学生を受け入れ、
日常の学校生活で異文化交流

横浜女学院中学校は35年前から海外セミナーを行うなど、伝統的に国際教育に力を入れています。同校の国際教育に関する取り組みについて、英語科主任の鯉渕健太郎先生にお話を伺いました。
「コロナ禍が明け、本校も一昨年から海外研修を再開。今年は留学生の受け入れも行い、ニュージーランドの姉妹校から約2週間、スウェーデンの高校から約1週間、留学生が本校に滞在して授業を受け、日本文化も体験しました。そして、ホームステイを受け入れた家庭の生徒はバディ(留学生のサポート役をする生徒)となり、留学生と密な関係を築きました」と鯉渕先生は話します。複数の国や学校から留学生を受け入れることにより、日常の学校生活がグローバルな環境となり、在校生にとっても貴重な体験となっているようです。

ニュージーランドからの留学生が同校の生徒たちと浴衣着用を体験

語学を学ぶだけでなく
違う環境で自分を見つめ直す

同校では中3の学年全員が夏休みにニュージーランドの姉妹校訪問やホームステイを経験する海外セミナーを実施。アカデミークラスは約10日間、国際教養クラスは約3週間、現地に滞在します。「国際教養クラスでは事前学習から現地に関連した生物多様性、多文化共生などのグローバルなトピックを英語で学んでいきます。学習の意欲にもつながっています」と鯉渕先生は話します。

中3全員が参加するニュージーランド海外セミナー

高校生になると、希望者を対象とした多彩な海外研修があります。アメリカ海外セミナーは5週間アメリカに滞在し、カリフォルニアバプテスト大学で学びます。ディズニーランドやメジャーリーグ観戦などの体験も。英語圏以外では今年から春休みに台湾の淡江大学で約2週間学ぶ台湾スタディツアーも実施。英語で授業を受け、中国語も少し学習します。さらに今年5月には10日間のブータンスタディーツアーも。『幸福の国』と呼ばれるブータンの人々との対話を通じて、多様な価値観に触れ、「豊かさとは何か?」を考えるスタディツアーです。

高2対象のアメリカ海外セミナー

英語に触れる機会が多く、
海外大学を目指す生徒も

同校は国際教養クラスとアカデミークラスに分かれて学びますが、どちらも英語に触れる機会が多い環境です。ネイティブ教員が常勤で担任を持っていたり、教科横断型で他教科の内容を英語で授業したりと、英語を身近に感じることができます。国際教養クラスでは中3の8割が英検準2級、4割が2級以上に合格しており、高校では準1級に合格する生徒も年々増えているなど学校での取り組みが成果につながっているようです。また、同校はUPAA(海外協定大学推薦制度)に加盟しており、同制度を利用して海外大学と日本の大学を併願することも可能です。

中国語も学ぶ台湾スタディツアー

異文化が肌で感じられるブータンスタディツアー

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

横浜女学院中学校
[学校HP]https://www.yjg.y-gakuin.ed.jp/
〒231-8661 神奈川県横浜市中区山手町203 Tel.045-641-3284
最寄駅/JR根岸線「石川町駅」徒歩7分。市営地下鉄BL「伊勢佐木長者町駅」徒歩18分。

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