私学探検隊

高3生が新入生をサポートすることで中1生も安心して学校生活をスタート!

指導員には立候補しました!
中1生とのかかわりを楽しそうに思い出し、話してくれた髙橋さん(左)と岩崎さん(右)

指導員には立候補しました!
中1生とのかかわりを楽しそうに思い出し、話してくれた髙橋さん(左)と岩崎さん(右)

1日に3回、中1担任の先生の
サポートとしてHRクラスへ
「次世代のグローバルリーダーを育てる」ことを目標とし、国際教育に力を入れている八雲学園では、4月の入学直後から2週間、高3生が新入生を生活面でサポートする取り組みがあります。
「中1のクラスに1クラスにつき4名の高3生が朝礼、昼休み、終礼の時間に入り、担任のサポートとして連絡事項のチェックや清掃の指導、そのほか気づいたことなどをアドバイスしていきます。今年の高3生が入学した時は新型コロナの緊急事態宣言の時で、ソーシャルディスタンスが叫ばれていた時期だったため、彼ら自身は高3生からのサポートは経験していないんです」(中学部長で今年度中1生の担任をする社会科の河東田敦先生)

人間関係や友達作りなどにも
注意してサポート
5月中旬、指導員の務めを終えた高3の髙橋倭(やまと)さんと岩崎未来(みく)さんにお話を伺いました。
――指導員は未経験だそうですが、戸惑いはありましたか。
髙橋さん 自分は兄弟もいないので最初は歳の離れた中1の生徒とどう接したらよいかわからなかったです。しかし、男子は年齢の差を感じないほど壁がなく、自分たちとそんなに変わらないと思いました。
岩崎さん 私は中1の生徒と歳が近い弟がいて、弟の同級生とも接していたので慣れていました。
――具体的なサポートは?
髙橋さん 年上の立場を生かして、話すのが苦手そうで周りに馴染めなさそうな雰囲気の生徒を見かけたら、積極的に話しかけました。
岩崎さん 友達作りの相談をしました。おとなしそうな子に小学校時代の話題を振って周囲の子と自然に馴染めるように働きかけました。
――一番の思い出を教えてください。
髙橋さん 最後の日に寄せ書きをもらったこと。その中に「先輩が来てくれてうれしかったです」と書かれていてうれしかったです。
岩崎さん 当初は男女に壁があったような印象でしたが、2週間後には男女の壁を超えて仲良くなれたこと。また、私はバドミントン部ですが、何名か同じバド部に入部してくれたのがうれしかったですね。
――改めて中1の後輩のみなさんへのメッセージをお願いします。
髙橋さん 部活も遊びも中学生にしかできないことがあります。全力で中学生活を楽しんでください!
岩崎さん 今のクラスメイトだけが友達ではありません。学年が上がるにつれて、新たな友達も増えていきます。楽しみにしてください。
――指導員をやってみて学んだことを教えてください。
髙橋さん ふだん5歳年下など接する機会がなかったのでいい経験になりました。この経験は将来に生かせると思います。
岩崎さん 自分が理解していても相手が理解していないことを教えるのは難しいということを学びました。
――ありがとうございました。

歳の差を超えて深まった絆
一緒にお昼ごはんを食べたことも生徒同士の距離を縮めた

一緒にお昼ごはんを食べたことも生徒同士の距離を縮めた



最後に中1からの色紙を持って記念撮影

最後に中1からの色紙を持って記念撮影


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

八雲学園中学校
[学校HP]https://www.yakumo.ac.jp/
〒152-0023 東京都目黒区八雲2-14-1 Tel.03-3717-1196
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