私学探検隊

普段は個々の目標に向かって取り組みつつ、仲間と活動するからこそ成長できることもあります。水泳部、書道部、陸上部に所属する中高生にお話を聞きました。

個々で練習しつつリレーでは
チームワークも重要【水泳部】

中高で約20名が在籍する水泳部。幼少期から競泳を続ける部員もいれば未経験者もおり、それぞれの目標に向かって練習を重ねています。部長のH.K.さんは、「楽しく活動できる環境を作りたい」と雰囲気づくりに努め、競技の厳しさだけでなく楽しさも感じられる部活だといいます。
M.Ⅰ.さんは、水泳部に入り、「仲間の影響で速くなりたいと思うようになった」と語ります。部では自主的な練習が推奨され、選手の自立を促す環境が整っています。年間3~4回の大会に出場する水泳部。リレー種目では、特にチームワークが重要になります。昨年度は個人種目やリレーで多くの部員が入賞し、H.K.さんは「ほぼ全員が入賞しました」と喜びを語りました。個々の努力が結果につながり、仲間と喜びを分かち合うことで、さらなる成長が生まれています。

2024年度水泳部部長を努めたH.K.さん(高3/左)と、M.I.さん(高3/右)。ふたりは水泳部の魅力について「競技の厳しさと仲間との楽しい時間が共存する環境」と語る

 

ただ筆を持ち、文字を書く場ではない!
自分自身を見つめ直す場【書道部】

文化祭や全国の書道展に向けて作品を制作する書道部。日本武道館での書き初めや全国書道展への出品のほか、日枝神社での書き初めなど、伝統的な場での発表もあります。部長のK.M.さんは、「全国レベルの大会に挑戦できるのがやりがいです」と語ります。
指導には外部講師が入り、新しい書体や技法を学ぶ機会もあります。T.M.さんは「書道は自由に表現できる点が魅力」と話します。書道部に入り、K.M.さんは「筆を長く使うことで愛着が湧き、道具を大切にするようになった」と成長を実感。T.M.さんは「姿勢が良くなった」とのこと。書道に向き合うことで集中力も高まり、日常生活にも良い影響を与えているといいます。「書道部の部室には静寂が漂い、筆を走らせる音だけが響く。その空気感がとても心地よい」と、書道ならではの魅力を語るK.M.さん。自分を見つめながら成長できる場だといいます。

2024年度・2025年度書道部副部長のT.M.さん(高1/左)、2024年度・2025年度書道部部長・会計のK.M.さん(高1/右)。ふたりは書道部について「リラックスした雰囲気の中で好きな作品を書けるのがいい」と語る

努力することで自身の成長を
実感できる【陸上部】

陸上部に所属するO.K.さん(中2)とC.N.さん(高3)は、それぞれ異なる背景から陸上競技に打ち込んできました。O.K.さんは小学生時代から競技経験があり、さらなる成長を求めて継続。一方、「小学校時代は足が遅かった」と語るC.N.さん。「努力を続けることで記録が伸び、自信につながった」といいます。
個人競技が中心の陸上部。「少人数だからこそ、それぞれの性格を把握しやすく、お互いに気を配りながら支え合える環境です」とO.K.さんは語ります。また、部活動を通じて、技術面だけでなく「受け身だった自分が意見を発信する機会が増えた」と、C.N.さんは人間的な成長について実感を語ります。陸上部を志す後輩へ、二人は「挑戦すれば人生が変わる」「努力の積み重ねが自信になる」とメッセージを送ってくれました。

O.K.さん(中2/左)、2024年度陸上部部長・会計のC.N.さん(高3/右)。「少人数だからこその温かい雰囲気が魅力」(O.K.さん)「走ることは誰にでもできるけれど、その積み重ねが自信につながる」(C.N.さん)

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

和洋九段女子中学校
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