伝統ある高校ドリルチーム部のジュニアチームとして2020年に創部。創部2年で全国大会に出場した実績もあり、部員全員で切磋琢磨して技を磨いています。
創部からわずか5年で
全国大会常連校に
東京家政大学附属女子中学校のドリルチーム部『INGERS Jr.』は30年以上の伝統がある高校ドリルチーム部『INGERS』のジュニアチームとして2020年に創部。まだ歴史の浅いクラブながら、創部2年で全国大会出場を果たすなど実績を積んでいます。今回は顧問の権藤真理子先生と部長の石山愛彩里さん、副部長の植竹栞愛さん(ともに取材時中3、現高1)にお話を伺いました。

右から顧問の権藤真理子先生、部長の石山愛彩里さん、副部長の植竹栞愛さん

大会でも毎回、好成績をおさめている
安島里美コーチの言葉
「仲間を感じて」を胸に
部長の石山さんは小学生時代に映画『チア☆ダン』を見て、チアダンスに興味を持ち、入部。ほとんど未経験者だったため、家族に動きを見てもらいながら家でも練習を重ねました。その努力が実って、中1の時に初めて出場した大会はとても印象に残っているのだとか。中3で部長になり、21人の部員をまとめていくことの大変さも経験しました。「みんなの気分が落ちている時には上げていくようにするなど、いろいろ気を配らなければならない場面もありましたが、少しずつ慣れていきました」と話してくれました。
副部長の植竹さんは3歳の頃からチアダンスを習っており、経験者として入部しました。「コーチや先輩方にご指導いただき、入部前のクセが直りました。みんなの気持ちが揃わないといい演技ができない競技なので、合わせていくのは大変ですが、コーチが『ただ踊るのではなく、みんなを感じて踊って』とアドバイスしてくださったのが心に響きました」と植竹さん。顧問の権藤真理子先生は中3(当時)の学年主任でもあり、「挨拶や規律を守ること、勉強との両立など基本的な日常生活を大切にするように指導しています」と話します。植竹さんは「部活がない日は集中して勉強するようにしています」と話し、部活と勉強の両立にむけて工夫しているようです。

真剣に練習に取り組む生徒たち
4月からは高校生。「高校ではレベルも上がるので大変ですが、レギュラーがとれるように頑張ります」と語る2人。今後の成長が楽しみです。
コーチから一言 … 指導にあたって「生徒の成長や可能性を最大限に引き出し、生徒たちを信じる。技術だけでなく、部活動を通じて大切な仲間と共に目標に向かって努力することの素晴らしさを伝える。心を成長させ、人間力を高めていってほしい」ということを大事にしています。これらを実現できるよう、私も生徒たちと常に本気で向き合っています。 |
![]() 自身も卒業生の安島里美コーチ |
プロフィール 2017年よりドリルチーム部『INGERS』コーチ。ABE DANCE PROMOTION所属、BLUE FORCEキャプテン。高校時代から東京家政ドリルチーム部でチアダンスを始め、キャプテン(部長)を務める。その後BLUE FORCEに所属。専属プロインストラクターとして多数のチームを指導。自身もクラブチームのBLUE FORCEでチアダンサーとして活躍、大会で数々の賞を獲得。2024年4月、アメリカフロリダ州で行われたThe Dance Worlds 2024 Open premier pom部門にてworld championsを獲得。 |
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
東京家政大学附属女子中学校
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