創部40周年を迎えた吹奏楽部。パートごとに専門のコーチからの指導を受けることができ、練習室などの環境にも恵まれています。

左から顧問の戸口義也先生、藤田周先生
生徒が主体になって活動し
美しい音色を奏でる
1984年創部の吹奏楽部は、中高生約50名で月・水・金・土曜日に活動。「入部して初めて楽器を演奏する生徒も多いですが、各パートに専門の外部コーチがついて本格的に指導。OGなども学校を訪れてサポートしてくれます」(顧問・藤田先生)。定期演奏会、コンクール、文化祭など発表の場も多く、春と夏には河口湖で合宿も行います。
全体を支える低音パートで
音色にこだわり演奏
小学校でピアノを習っていたこともあり、昔から音楽が好きだったので、中学に入ったら吹奏楽部に入ろうと決めていました。担当するのはコントラバスで、「縁の下の力持ち」的な存在として、全体の音を支える低音パートです。先輩が廊下でコントラバスを弾いている姿がとてもかっこよくて、それがきっかけでコントラバスを志望しました。弦の響きや音色がとても好きです。初心者から始めたので最初は弦の音階の位置を覚えるのも大変でしたが、練習を繰り返してうまく弾けるようになりました。目標のひとつであるコンクールに向けては、自分の音をきれいに響かせることにこだわり、努力を重ねました。上達すると先輩がほめてくれるのも励みになって「もっと頑張ろう」という気持ちになれます。

田中柚香さん
中3・中学副部長
コントラバス
専門コーチの指導で技術向上
団結力や信頼関係を大切に
私は高校からの入学で、中学時代も吹奏楽部でパーカッションを担当。共立女子第二は吹奏楽部の設備や楽器の質や数など、環境が整っていることで入学を決め、今もパーカッションを担当しています。パーカッションは、ドラムやマリンバ、タンバリンなど曲ごとにさまざまな楽器を演奏できるのが魅力です。たくさんの楽器をマスターしなければなりませんが、基礎練習を重視し練習法を工夫。専門コーチからの指導も大きな助けになっています。部長としては演奏技術のレベルアップはもちろん、団結力や活気のあるクラブになるよう、信頼関係を大切にした言葉かけを心がけています。

相良理沙さん
高2・部長
パーカッション
コンサートミストレスとして
演奏者と指揮者をつなぐ
私はフルートを担当する一方で、コンサートミストレスといって、演奏者と指揮者をつなぐ役割を担っています。普段の練習では、演奏のチェックをしたり、チューニングなども行います。その分、自分の練習時間を確保するのが大変ですが、全体の演奏レベルアップを目指して頑張っています。チューニングの経験を重ねることで、今では耳で音程が取れるほど音感が向上しました。フルートパートは、現在は後輩と2名で、お互い協力してよりよい演奏を目指しています。河口湖合宿は成長を実感でき、音が合ったときの楽しさ・達成感は格別です。仲間と協力して音楽を楽しくつくりたい人を待っています。

青木優芽さん
高2・コンサートミストレス
フルート
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
共立女子第二中学校
[学校HP]https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/nichukou/
〒193-8666 東京都八王子市元八王子町1-710 Tel.042-661-9952
最寄駅/スクールバス:JR中央線・京王高尾線「高尾駅」から15分(乗場までの徒歩を含む)、
JR中央線 八高線 横浜線「八王子駅」から20分。「みなみ野・七国循環ルート」もあり。