西馬込の地で、得意を伸ばし、これからの時代を生き抜く人間力を伸ばす

校長大場一人先生
2023年度に創立120周年を迎えた伝統校。「行学二道」の精神のもと、知識や経験(学)を、行動で示すこと(行)のできる人間の育成を掲げています。
一人ひとりの可能性を引き出し、これからの時代に求められる、学力に裏打ちされた高いコミュニケーション力と豊かな人間性を育む取り組みを行っています。
対話を重視する立正流の面倒見
6年間で仲間と切磋琢磨しながら得意を伸ばして自信をつけ、そのうえで苦手にもチャレンジできる、しなやかな強さを育んでほしいと思っています。得意なものは何でも構いません。自分の自信になる、得意なものを見つけることができるよう生徒とは時間をかけてじっくり対話を重ねるようにしています。そして、保護者の皆様と教員が一緒になって、生徒が安心して学べることができる環境を整えています。そのためか、学校を休まない生徒が多いことも本校の特長の一つとなっています。

授業時の発表など、『R-プログラム』で養った力を発揮する機会が多い。
学びの土台“R-プログラム”
生徒の得意を伸ばす土台となるのが、本校独自のプログラムである“R-プログラム”です。3つの“R”の力(Research・Read・Report)を養うことを目的としています。朝のホームルームなどでコラム記事を読んで要約し、自分の意見を発表するという「読む・書く・伝える」活動で、中学1年生から毎朝繰り返し行います。本校が西馬込の地に移転してから取り組んでおり、2025年度で13年目を迎えます。“R-プログラム”を通して、思考力や表現力を育み、近年では難関大学の合格にも繋がっています。
生徒が将来の夢について
校長先生に語る

職業体験では、社会を知り、職業観を少しずつ育んでいく。
この“R-プログラム”をベースとして、キャリアデザインプログラムにも取り組みます。中学1年生では、看護職や飲食店、映画監督やパイロットなど、多様な分野で活躍中の卒業生を招いての「職業講話」を実施しています。調べ学習を中心に、興味・関心のある仕事・職業を深掘りしていく中学2年生の「職業理解」を経て、中学3年生では、生徒たちだけで企業を訪問し、3日間の「職場体験」を経験します。これらの経験を各自レポートにまとめ、プレゼンテーションも行います。さらに中学3年生全員を7~8人ずつ校長室に招き、体験の感想や将来の夢などについて、生徒たちと直接語り合う場を設けています。
中学での学びは高校での探究学習にも発展させていきます。高校1年生では、「地域の困りごとを解決する」をテーマにグループ活動を行います。2025年度からは大田区商工会議所の協力の下、高校1年生の希望者を対象に、他校とコラボしながら「起業」について学ぶ活動も始まります。子どもたちは社会に出ると様々な人と出会います。多くの方々と協働し、社会に貢献できる人材に育ってほしいと思っています。そのために、人の大切さや仲間を思いやる心を育みたいと思っています。教職員一丸となって、子どもたちの成長を見守っていきます。
※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。
立正大学付属立正中学校
[学校HP]https://www.rissho-hs.ac.jp/
〒143-8557 東京都大田区西馬込1-5-1 Tel.03-6303-7683
最寄駅/
都営浅草線「西馬込駅」徒歩5分。JR・東急池上線・都営浅草線「五反田駅」、
JR「川崎駅」からバス「立正大学付属立正中高前」徒歩2分ほか。
スクールバス:JRなど「大崎駅」から20分。