受験生のみなさん、毎日勉強を頑張っていることと思います。今日はみなさんに３つばかりメッセージを送りたいと思います。「①中学受験は役に立つ」「この勉強役に立つの？」と思うことありますよね。でも受験勉強は中学に合格するためだけのものでなくて、中学での、さらにその先の学びのためにも役に立つものなんです。読むこと、書くこと、計算すること、覚えること、考えることは中学に入っても、さらにその先でもやっぱり使います。だから生涯の土台となる大切なものなのです。「②中学受験は家族に感謝するきっかけ」「えっありえない。いつも親に勉強勉強って言われているのに」とムッとするかもしれません。でも考えてみてください。なぜ家族の人は君が勉強できるように色々心を配っているのでしょうか？　それはみなさんが保護者の方にとってかけがえのない存在だからです。中学受験はそんな保護者の「こころ」に触れることのできる機会でもあります。「③中学受験は誰かのために役立つ自分作り」「突然言われても～何だかピンとこないなぁ」と思ったかもしれません。でもあえて。勉強とは自分のため「だけ」にするのではなく、人のため、特に苦しんでいる人に役立つため「にも」するものです。戦争や飢饉がある世界の中で「グローバル人材」って困っている人を幸せにする人のことじゃないですか。ちょっと難しい話だったかもしれません。さぁあと少し、全力で駆け抜けていってください。みなさんのためにお祈りしています。　サレジオ学院中学校校長　鳥越政晴

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